Taka-Tone

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[Taka-talk]無事にWSが終わりました。

今日は久々のWSで、この悪天候にも関わらず、いつもよりも多く(7名)の方々が参加して下さいました。

今回題材にしたのは、チック・コリアのSpainという曲のキック(キメ)のあるテーマ部分のピースでした。

参加して下さった方々は、プロダンサーとしてバリバリに活躍されてる方をはじめ、タップ歴10年以上の方々ばかりでしたから、熱が入ってた様で、普段なら汗一つかかない僕のTシャツは色が濃くなっておりました。(笑)

流石にタップ経験の豊富な方々で、質問や要望もバシバシあり、僕自身、いつも以上に充実したWSになりました。

その中の区分明記に関して、「確かに!」と思った質問があったので、書く事にします。

今回のWSで題材にしたのは、チック・コリアのSpainという曲のキックのあるキメ部分の{ピース}でして、この{ピース}とは、メロディラインとリズムラインに合わせて…つまりユニゾンさせて作った{この曲だけのステップ}です。

この曲だけのステップなのに、{振り付け}という括りではなく、なぜ{ピース}という括りになるのか?というご質問でした。

Sim shamや、BS chorusの様に曲のメロディとは関係なく、ステップを当てるモノなら{ピース}というのは分かるけど、これはSpainを踊る為に作ったステップだから{ピース}ではなく{振り付け}じゃないのか?という事でした。

{振り付け}は、メロディラインやリズムラインに沿わせたり、あえて全く異なるフレーズを当てたり…つまり、表現の幅を限定せず広げて作るモノで、{ピース}はメロディラインやリズムラインとユニゾンさせる…つまり表現の幅を限定して作るステップなので、「分けて考える事で明確になる。」と師であるJimmyより教わり、そういう考えの下作って来ましたが、今回題材にした{ピース}も、その曲に対してのステップの集合体なので、{振り付け}と言っても間違いではないし、そう書いた方が理解し易かったかもしれません。

明記方法について、僕も勉強させて頂きましたました。

ありがとうございました。

ところで、題材にしたこの曲に限った事ではありませんが、曲の構成やビート等を理解し、また身体の向きや流れ(ムーヴメント)を明確にする事によって、より深く伝わるパフォーマンスが出来ると思います。

今回は、その点について、多くの時間を使って解説させて頂きました。

次回開催する時は何をテーマにしようかなぁ?(笑)

日程や内容が決まったら、告知させて頂きますので、興味のある方は是非ご参加下さい!

悪天候の中、参加して下さった皆さん、ありがとうございました。

そして、お疲れ様でした。

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