Taka-Tone

Jazz Tap Dancer Kawamura Takahide Official Home Page

[Taka-Talk]僕の好きな日本人タップダンサー その③

引き続き、僕が好きな日本人タップダンサーに限定して、紹介します。

{藤林真理}
僕の知識に間違いがなければ、日本人初のATDO(American Tap Dance Orchestra)の正式メンバーになった方で、今はOliviaというフランス人女性とTappage(タパージ)というタップダンスデュオとして、ソロダンサーとして世界中で活躍されてる京都在住のタップダンサーです。
彼女と初めて、会ったのは、僕がNYに住んでた頃、タップダンサーで友人の、Tamangoに紹介されてというモノでした。
彼女の噂は耳にしてましたので、名前は知ってたんですが、彼女のタップを見た事がありませんでした。
実際に会ってみると目鼻立ちのハッキリした美人で一般人には無いオーラの様なモノを感じました。同時に慌てたのは、カタコト英語しか話せない僕に対して、流暢な英語でペラペラと話し掛けて来るので、困ったんですが、僕がカタコトでしか英語が話せないと判ると、日本語で話してくれて、ホッとしたという記憶があります。
アメリカでは、日本人どうしでも、外国人を交えて話す時は英語を話すのが、マナーなので、真理さんがこれみよがしに、英語で話し掛けて来る様な性格の悪い人じゃありませんから、誤解なく!
その時は会っただけだったので、彼女のタップは見れなかったんですが、数カ月後、友人のタップダンサーの家でビデオを見てると、ATDOのメンバーとして踊ってる彼女を見付けました。
正直言うと、ATDOのタップはチームダンスなので、真理さんを取り上げて、彼女個人の魅力を感じるモノでははありませんでした。
彼女の素晴らしさを感じたのは、数年後Tappageのステージを見た時でした。
それは、タップという枠を超えた様な芸術的なパフォーマンスでビックリしました。
僕にとってタップは、芸術ではなく、文化という印象でしたから「タップにはこういう表現方法もあるんだなぁ!」と勉強になりました。
彼女は京都在住ですが、国内ではあまりパフォーマンスしてなくて、国内よりも世界中を飛び回ってますので、ナカナカ彼女のタップを見る機会は多くないのですが、その機会に遭遇したら、彼女のタップに魅力を感じると思いますよ。

{RONⅡ}
彼は、以前、HIDEBOH、SUJI、パーカッションのNORIさんと共に、STRIPESというタップユニットのメンバーでしたから、ご存知の方も多いと思いますが、今は独立して、ソロダンサーとして、多方面で活躍されてます。
ちなみに、あまり知られてないんですが、STRIPESの前身は、J FUNK SWINGといって、HIDEBOHこと火口秀幸さんに誘われて、KENTA、パーカッションのNORIさん、そして僕の4名で作ったユニットでしたが、メジャーデビュー前に方向性の違いで、僕が抜けて、RONⅡが入って、KENTAが抜けて、SUJIが入って人気が出たユニットなんですよね。
話しが、逸れましたので元に戻すと、RONⅡとは、2000年に火口さん(僕はHIDEBOHをこう呼んでます)に、声を掛けられて、約一ヶ月間、ジャニーズのショウに出てた事があるんですが、そのショウの1シーンに「謎のタップダンサー」という場面があり、RONⅡとのダブルキャストだったというのが、知り合ったキッカケです。
当時、彼はロン毛だった事もあり、火口さんから「RONⅡ」という芸名を命名されたそうですが、ロン毛から来てるんだったら「LONGⅡ」だと思うんですけど、どうなんでしょうか?
まあ、火口さんは、その辺は分かってると思いますから、あえて[R]にしたんだと思いますけどね。
ちなみに、彼の本名は小勝久生なので僕はオガッちゃんと呼んでます。
彼は、タップダンサーとしての活動は勿論、振り付け、演出、ショウのプロデュース等をこなすマルチプレイヤーで、ジャズタップダンサーではないんですが、インプロも得意とするスタイリッシュなタップダンサーです。

Tagged as: , , -->

Comments are closed.