Taka-Tone

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[Taka-talk]新作のタップフロア

「加藤先生が新作のフロアを作ってる」という情報を耳にし、桶川にある先生のご自宅兼工房に試し踏みをしに行って来ました。

前回のTAKA TONE Liveで、新作のタップフロアを作って下さり、僕のタップ人生史上最高の音色を奏でられる素晴らしいフロアだったので、「このフロアで良いのに…」と思ってたんですが、前回のフロアは、コーティング加工が施されてるオーク材であり、かなり滑るので、僕にとって良くても、他のタップダンサー達にとっては使いづらい…というか使えない?

ちなみに、僕の大親友のシアタータップダンサーの松ちゃんこと松本晋一さんなら、間違いなく、前回のフロアだったら踊る事を拒否すると思います。(笑)

加藤先生は、その辺を気にされたのか、はたまた飽くなき探究心からか、コーティング加工が施されてない無垢仕上げのフロアの試作に取り掛かられたんです。

この木材は、一般的にカバサクラと呼ばれる木種で、サクラという文字が入ってるもののバラ科であるサクラとは違って、カバノキ科。

ではなぜサクラという文字が含まれてるのか?と言うと、樹肌の見た目がサクラに良く似てるからですが、質感は全く異なります。

サウンド面では、丸く柔らかい音も張りのある芯のある音も出せるし、滑り具合は、前回のライヴで使わせて頂いたコーティングしたオーク材ほどは滑り過ぎず、自宅練習用として絶賛販売中の檜材のタップフロアの様にほとんど滑らない=スライドするには不向きという事もない。

つまり、サウンド面では、当て方や打ち方によって音に変化が付けられるし、樹肌は滑らかであり、滑り過ぎず、滑らな過ぎずという感じ。

とにかく、メチャクチャ良いフロアで、ずっと興奮しっ放し!

というワケで、3月18日のライヴで使わせて頂く事にしました。

ちなみに、このフロアは、僕に限らず、多くのタップダンサー達にもライヴやショウで使って頂きたい!と思いましたので、約1m四方のサンプルも作って頂いて、練習用の檜材のタップフロアと共に、3月18日のライヴ会場の一角に設置致しますので、興味のある方は、タップシューズを持って来て試し踏みをしてみて下さい!

練習用の檜材のタップフロアと比べて、平米単価が倍額以上なので、販売価格も同じく高くなりますが、ライヴ等で使う事を考えた場合、サウンドや質感等クオリティ面では、その価値があるどころか、かなり割安であると言えます。

※ライヴ本番中の試し踏みはご遠慮下さい。(笑)

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