Taka-Tone

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[Taka-talk]インテンポで動ける様になって来た!※今回も長文です。(笑)

基本的に僕はプレイヤー(タップダンサー)であり、教える事は多くはないんですが、毎週金曜日開催のレギュラークラスを持ってる他に、不定期ですが、たまにプライベートレッスンやワークショップで教える事があります。

昨日は金曜日であり、レギュラークラスの日。

僕のレッスンは、楽しさや面白さよりも、知識や技術を身に付け、上達や進歩をして頂く事を目的にやってる事なので、細かい解説が多いんです。

数年前までは、我が師であるJimmy Slydeから教わった{TAP RUDIMENT}と呼ばれる基本理論に特化した内容で進行してたんですが、その細かさ故に、意識すべき点が多過ぎて、キチンと理解出来る様になるまでは、生徒さん達は精神的に少し負担になってる様に感じておりました。

なので、少しでも楽しく受講して頂ける様に、昨年からは、振り付けモノを題材に、動きや表現についての解説する事で各ステップの仕組みや意識すべき点を掴み、進歩を図って頂くという内容に変更致しました。

その変更が、どうやら楽しんで頂けてるらしく、生徒さん達の表情も明るく感じます。(笑)

ところで、僕一人がお伝え出来る(教えられる)事には限界があるので、生徒さん達には「自分の目で見て、このダンサーもしくは、先生に教わりたい!と思う人を見付けて教わりに行って下さい!」と常日頃から言ってます。

その言葉を受けて…ではないんですが、2名の生徒さん達が、昨年の11月から年始に掛けて、松ちゃんこと松本晋一さんの振り付けWSを受けに行ってました。

しかし、松ちゃんの振り付けWSは、一度のレッスンで最低でも16小節…殆どは1コーラス進むワケで、全く付いて行けず、受けに行かなくなってしまいました。

僕は「知識や技術や感性をインプットする事も大切な事なので、付いて行けてるか否かは気にしないで良いですよ。」と伝えてたんですけど、「他の受講者の邪魔になってる。」と考えてしまった様です。

…それも気にする必要はないと思うんですけど、やっぱり気が引けるらしいです。

とは言え、松ちゃんの振り付けを踊ってみたい!という気持ちは大きい筈なので、松ちゃんから許可を得て、{松本晋一振り}を先月からやってみてるところです。

まず、一週目は8小節。

次の週は、その8小節の確認に4小節を加えてトータル12小節。

更に翌週は、12小節の確認に4小節を加えトータル16小節に。

という感じで、昨夜までに28小節を伝えて、途中まではインテンポで動ける様になって来ました。

尤も、踊れてる!という程には出来てませんけどね。(笑)

あと、とても良いのが、ステップを準えるだけではなく、少しづつですが{振り付けのキモ}を捉えられてる様に感じてるところです。

牛歩の如く…ではありますが、確実に上達しております。

さ~て、来週はどこまで進めるか?

頑張って行きましょう!

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