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[Taka-Talk]やっと観れました。

僕のレギュラークラスを受けて下さってる生徒さんに昨年末から「川村さんの教え方とソックリで凄く良かったので是非観に行ってみて下さい。」と言われてはおりましたが、ナカナカ観れなかった映画{シーモアさんと大人のための人生入門}を観て来ました。

この映画は、単館上映のみで、上映期間も約一週間という事でタイミングが合わず、観れてなかったんです。

実は、6月にDVDになって発売されるんですが、やっぱり大きいスクリーンで観たい!と思って行って来たんです。

ちなみに、この映画は、ご自身の考え方で、50歳ちょっとでプレイヤー(人前で演奏をする人)としての活動に終止符を打ち、ピアノを教える先生になった、シーモア・バーンスタインというピアニストのドキュメンタリー映画で、前述の通り、生徒さんから「川村さんの教え方とソックリ。」と言われ、僕は人からどの様に見えてるのか?という事を知る為でもありました。

・・・で、観てみた感想ですが、僕と教え方が似てるなんて、{買いかぶり}以外のナニモノでもなく、僕なんか足元にも及ばない異次元の方のドキュメント映画で、僕の教え方というより、我が師匠である{Jimmy Slyde}の教え方との共通点を強く感じました。

僕のレギュラークラスを受けて下さってる生徒さんが、僕の教え方と似てると感じたのは、僕がこの映画を観て、Jimmyの教え方に似てると感じたと同様に、彼から教わった僕だから、そう感じてくれたのかもしれませんね。

ちなみに、似てる点は、とても理論的かつ、多角的にレクチャーしてる事であり、プレイヤーじゃなければ、感じられないし、説明出来ないという点でした。

そのレクチャーの結果、良くなってると誉めますが、出来てないと何度も同じ指摘をしたり、口を挟む・・・これもソックリです。(笑)

{出来てるところを誉めて伸ばす}というモノの考え方で教えてる方もいらっしゃるので、それを否定するワケじゃありませんが、出来てるところは、誉められなくてもご自分で分かると思うので、僕は誉める必要は感じてないし、Jimmyもそういう考えだったんだと思います。

なので、僕はJimmyから誉められた記憶が殆どありません。(笑)

唯一、これはJimmyに誉められた事かな?と解釈出来る事と言えば「You are my successor, Don’t forget.」と言って貰えた事です。

彼が病気を患って、自宅療養してた時に、僕はボストン郊外の彼の家で三日間過ごしたんですが、その滞在の最終日である2008年の4月30日の夕方に言って貰った言葉であり、彼が他界する17日前の事でした。

ちょっと話が逸れましたが、この映画は俳優であり、シーモアさんの弟子でもある{イーサン・ホーク}の監督作品で、彼のシーモアさんに対する敬意と愛情が溢れる素晴らしい映画でした。

今週の金曜日までですが、早稲田松竹で上映されてますので、興味のあって、ご都合の合う方は是非観に行ってみて下さい。

ちなみに、今週の早稲田松竹は、{イーサン・ホークと音楽の時間}と題して、彼の監督の作品である、{ブルーに生まれついて}というチェット・ベイカーの人生を描いた作品も同時上映されてまして、一度に二本観れます。

しかも、二本観ても1,300円!

お得です。

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