Taka-Tone

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[Taka-Talk]Sam!最高ーーーーーっ!

諸事情により、載せるのが遅くなりましたが、前回のコラムでお知らせさせて頂きましたが、 1月26日に、沖縄在住のSamこと清宮悟と、僕のバンドでも活躍してくれてた福島剛のデュオライブがあって行って来ましたので、コラムを書きました。

Samは、千葉県出身なんですが、十数年前に帰国後、直ぐに数年間京都で暮らし、数年前に沖縄に居を移したので、東京在住の若手タップダンサーはご存知無いかもしれませんが、僕が日本人のジャズタップダンサーで僕以外(笑)で最も優れてると思う素晴らしいジャズタップダンサーで、正に{One and only}・・・唯一無二のジャズタップダンサーです。

ジャズタップダンサーは、各々が特徴を持ってるモノなので、唯一無二なのは当然だと思われるかもしれませんが、僕がJIMMY SLYDEに影響を受け、流れを汲んでる様に、少し位は、誰かからの影響を感じるモノですが、SamはあくまでもSamなんですよね。

実力不足で第三者からの影響を感じられない場合もありますが、Samの場合はシッカリした実力がありますからね。

さて、Samの紹介はこの辺にして、ライブの事をお話ししましょう!

このライブは、3セット制、入れ換え無しで2,700円(ご飲食別)と良心的な料金設定。

2nd set の2曲目で僕が一曲だけ踊ったものの、3rd setの一曲目まではSamは、ほぼ踊りっぱなし。

故市川修さんの弟子であった福島剛は、修さんがそうだった様に、熱いパッションを持ちアグレッシヴに弾き込むタイプのピアニスト。

その剛のアグレッシヴな演奏に受けて立つSam。

Samのタップは躍動的で、変則的に動き回るゴムマリの様な動きでタップを踊りますが、とても音楽的で、勢いに任せて雑に踊ったりはしない。

いやーっ、シビれます!

3rd setが始まる前に、子供を寝かしつけた僕らの妹分の宇川彩子が来店し、久々にSteppin’ Jazzの3名が揃った。

※Steppin’ Jazzとは、まだジャスタップは勿論、即興でタップを踊るなんて事さえ知られてなかった約20年前の日本で結成したジャズタップユニット。

3rd setは、Samが一曲踊った後に、観に来てたAKKIN、菅谷藍子がそれぞれ一曲づつソロを踊り、剛がソロで一曲、そして再度Samのソロを一曲挟み、宇川がソロで一曲披露。

更に、剛の「ご存知無い方もいらっしゃると思いますが、Steppin’ Jazzの3名のタップを観たくないですか?」の言葉に、久々に3人で踊らせて貰いました。

近年はジャズミュージシャンと一緒に踊るタップダンサーも増えて来てはいますが、ジャズタップという点で、この二人はハッキリ言って全く次元が違うと思うので、この二人と踊る時は、メチャクチャ刺激的で、シビれます。

いつかまた一緒にやりたいなぁ!

とにかくシビれるライブでした。

ただ、唯一残念だったのは、30名も入れば満席になってしまう小さいライブハウスなのに、来てたお客さんは僅か20名弱。

しかも、若手のタップダンサーで観に来てたのが、AKKINとあいちゃんこだけ。

非常に勿体ない限りです。

そこで、若手のタップダンサー達にお伝えしたい!

一生懸命に練習して、自分が踊る事に必死になるのも良いけど、しっかりアンテナを張り巡らし、情報を得て、貪欲に観聴きし、刺激を受ける事もスキルアップして行く上で重要なんですよ。

貪欲に観聴きして下さい!

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