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[Taka-Talk]タップの練習で注意すべき事 その①

ライブの準備で、バタバタしてますが、久しぶりにコラムを書きました。
今回から数回に渡り、どういう点に注意して練習をすべきかという事をお話しします。
難しく、ややこしいステップを踏むべきではないとは言いませんが、タップダンスで最も大切なのは、イメージしたサウンドを足で奏で、歌いながら踊る事だと思います。
自分の意思でコントロール出来ない速さでステップを踏む為に、ステップに振り回されて、リズムがいい加減になってるる方を多く見掛けます。
ご自分が、ステップに振り回されたり、リズムがいい加減になってるとお感じの方は、まずどういうリズムなのか、どういうステップなのかを考えて、丁寧に分析しながら、ゆっくりとしたテンポで練習してみる事をお薦めします。
速いステップだからと言って、そのステップの仕組みやリズムを理解しないで、漠然と速く動かしても、いい加減なリズムになってしまいますからね。
ただ、プルバックやウイング等のステップが入ってる場合は、ゆっくり動かす方が難しいんですが、その場合はバーを使って、ゆっくり動かしてみると、良いと思います。
ステップやリズムを分析し、理解したらリズムを歌ってみる(スキャット)と良いでしょう。
リズムが頭の中で歌えないと、足が勝手にリズムを刻んでくれる訳じゃありませんからね。
僕は常に頭の中で、リズムやメロディーを歌ってます。
というか、僕に限らず、客観的に見て、リズムやメロディーが伝わって来る人はみんな歌ってますけどね。
動きを理解して、歌って、工夫してタップを楽しんで踊れる様になりましょう!

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