[Taka-Talk]タップが上手く踊れる様になるコツ?その②
1月7日に載せたコラムで《タップが上手く踊れる様になるコツ》について、あえて挙げるとすれば、《理解して練習する事》とお話ししましたが、それだけでは不十分だと思い、今回は第二弾として、お話しします。
上達方法は色々あって、それぞれ方法は違うんですが、上達する方と、ナカナカ上達しない方の大きな違いはアンテナを張り巡らしてるか否かだと思います。
例えば、《練習してる方と、してない方》《練習中に観察眼を持って練習してる方と漠然と流してる方(多くのモノを見聴きしてる方と、してない方)》《積極的な方と、消極的な方》《工夫をしてる方と、してない方》では全く違って来ます。
そこで、僕が考える上達方法の一つを改めて、紹介します。
一つは以前にお話しした「理解して、練習する事」そして、今回は「影響を受けたタップダンサーを真似てみる」という事についてお話ししようと思います。
僕を知ってる方や、僕のHPを読んで下さってる方は、ご存知の通り、僕はJIMMY SLYDEを敬愛し、メチャクチャ影響を受けてまして、昔から、よく真似て遊んでました。
芸事は、先ず真似る事から・・・というじゃないですか。
真似る事によって、観察眼も持てますから、ある程度までは上達すると思います。
ただ、注意しないといけない事があります。
それは、真似はオリジナルを超えられないし、プロとして人前でパフォーマンスするのであれば、個々の見せ方、聴かせ方が必要だという事です。
個々のスタイルが見えなければ〇〇のタップ(例えばJIMMYのタップ)を見るという事にはならないと思いますからね。
つまり、真似る事によって、ある程度上達したら、次の段階で、「自分なら、こう表現してみよう」という風に工夫して、オリジナルのスタイルを見付けると良いと思います。
勿論、簡単な事ではないし、ゴールはありません。
だからこそ、追究し続けられるし、楽しいんだと思います。
僕はそう考えて、今までの25年間タップを続けて来ましたし、これからも、追究し続け様と思ってます。
では、プロになろうと思わない方は、真似までで良いのか?というと、それは、《御自身がどう考えるか》という事だと思います。
「自分は趣味だから、楽しむ事が大切で、特別、追究しようと思わない!」と考えるか、「趣味だけど、追究して、自分のスタイルを見付けたい!」と考えるかは、個々の価値観だと思います。
《タップが上達するコツ》の話しから、随分、脱線しましたが、ナカナカ上達しないとお考えの方は、参考にされてはいかがでしょうか?