Taka-Tone

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[Taka-Talk]結構好評なんですよ!

昨日は、名古屋にて振り付けモノのワークショップでした。

僕のワークショップは、通常だと、TAP RUDIMENTと呼ばれる基本理論と、その応用がワンセットになってて、前後半で約3時間という感じですが、最近は考えるところがあって、TAP RUDIMENTとしての枠を設けず、振り付けモノに特化したワークショップも増やしてるんです。

考えるところというのは、東京の様に月一ペースで開催してるレギュラーに近いワークショップでは、細かく深い説明をするTAP RUDIMENTは上達を図る上で有効ですが、それに対して、他の地域では、多くても年に2~3回、少ないと数年に一回のペースでしか開催出来ないワケで、そういう条件下で、東京と同じ様な伝え方というのは少し無理がある様な気がしてたんです。

勿論、我が師匠から学んだ、TAP RUDIMENTは、実に理に叶った素晴らしい知識や技術であり、それがあるから今の僕があるワケですから、それを軸に進めて行くのは変わりありませんが、アプローチする角度というか、方法を変えてみたというワケです。

これまでのワークショップでは、まず《立つ事や歩く事から始まるムーヴメント面》や《どの部分にどう当たって音が出るのか?というサウンド面》の仕組みや方法を細かく理論的に説明してから、《それを応用するとどういう風に変わって来るのか?》また、《スムースに動かし、奏でる為にはどういう意識が必要か?》という事を解説する細かいモノだったのに対し、最近になって試みてるアプローチ方法は、振り付けを題材に、一つ一つのステップを取り挙げて、《(そのステップが)基本的にはどういう作りになってるのか》、また《どういう流れになってるのか?》という事を解説した上でTAP RUDIMENTとの繋がりを説明した方が伝わり易いのでは?と思ったワケです。

勿論、振り付けモノ…特に僕の振り付けモノに関しては、単純ではないし、参加される方々の許容量というモノもありますから、かなり苦しんだ方もいらっしゃいましたが、皆さん良い感じで頑張ってましたよ!

ちなみに、僕のワークショップは、参加資格として、タップ経験が半年もしくは一年以上という条件は設けてますが、基本的に《初級》《中級》《上級》というレベル分けは設定してないので、ある方にとっては難しく、別のある方にとっては簡単に感じるかもしれませんが、それぞれにとって意味の無いモノにはしてないつもりですよ。

尚、7月20日には群馬、8月2日には大阪、8月4日には高知でも開催を予定してますから、興味のある方々は是非ご参加下さい。

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