Taka-Tone

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[Taka-Talk]熱き想い

先日、このHPにも書きましたが、昨日は、熊本でワークショップを開催し、今日は福岡でラグビートップリーグ《シャイニングアークス》の最終戦を観戦してきました。

また、熊本でワークショップを開催したのは、熊本でタップを教えてる永野勇太君が、タップダンススタジオをオープンさせたので、そのお祝いと、ラグビートップリーグ《シャイニングアークス》の今シーズンの最終戦(福岡)の観戦も兼ねて実現しました。

熊本でタップクラスを持って、教えてる先生方は、勇太君以外にもCOCOROさんや北島さんがいらっしゃいますが、自身でスタジオを持ってる方はこれまでには居なく、勇太君のスタジオが熊本初となるタップダンススタジオのオープンという事だったので、フロアの材質や組み方、室内の壁の反響や外部への音漏れ等、着工する前に色んな助言をしてたんですよ。

そういう事もあって、早めに行ってチェックしておきたかったので、朝4時頃に起きて、ソラシドエアの熊本行き始発便に乗って行きました。

勇太君が空港に迎えに来てくれるというので、勇太君一人だと思ってたら、大分県出身(熊本在住)の内柳さん、大分県在住の西さんも一緒に迎えに来てくれてて、嬉しい驚きがありました。

その足でスタジオに向かい、真新しいスタジオを見てみると、スタジオ内は音の反響を考慮して、後方の壁側には、カーテンが引いて調整してましたし、フロアも無垢のタモ材を使用し、音当たりも柔らかく、また3重構造にしてましたので、弾性も丁度良く、理想的な素晴らしいスタジオが出来てて関心しましたよ!

ご自身でタップスタジオを持たれてる方はご存知ですが、タップスタジオを作るには、設備費が高額になる上、管理が簡単ではないし、タップだけでスタジオを維持して行くのは大変なんですが、勇太君のタップに対する熱い想いは、間違いなく熊本のタップ界を、そして九州のタップ界を盛り上げて行く事でょう!

スタジオを見て安心して、まず近所のうどん屋さんでランチをして、ホームセンターに付き合って貰って、スタジオのメンテナンス関係の説明をしたり、ドライバー等の工具や木ネジ等を見て回り、宿泊先の一階にあるコーヒーショップで美味しいコーヒーを堪能してると、チェックインの時間を迎え、チェックインをしてスタジオに戻ると15時過ぎ、ワークショップ開始時間まで1時間を切り、音楽を掛けながらタップ論を熱く語ってると、参加者が集まり始め、いよいよスタート時間。

熊本では過去3回ワークショップを開催してますが、今回のワークショップは、思うところがあって、僕のワークショップとしては珍しく前後半共に振り付けモノ。

前半のステップ自体は比較的簡単なモノで、ただステップの順番を覚えて足を動かすのは、さほど難しくないんですが、そこは僕のワークショップ。

キチンとやろうとすると、そんなに簡単ではなく、僕の解説を聞き逃すまいと皆さん一生懸命付いて来て下さいました!

その姿を見てると、僕も自ずと熱く真剣になるのは当然で、気が付くと終了予定時間を10分過ぎてしまいました。(笑)

後半は、更に難しくなり、参加された方も大変だったと思いますが、学び取ろう!という姿勢から、集中力を切らす事なく、必死で付いて来て下さいました!

皆さんの目の輝き…眩しかったです。

また、タップへの熱い想い。

開催して本当に良かったです。

皆さん、お疲れ様でした!

ワークショップ後は、ちゃんこ鍋の《やっこ》というお店で打ち上げをし、タップ談義に華を咲かせました。

この店のちゃんこも旨いし、熱い!…きっと店主さんのちゃんこに対する想いも熱い筈です!

ただ、10時閉店だったので、スタジオ隣のタイ料理店に場所を移して、二次会に突入!

ちなみに、勇太君はタップダンスを教える先生ですが、同時にタイ料理店《路家(じっか)》を営む店主さんでもあり、この店のタイ料理も絶品ですが、昨日は僕のワークショップを開催する為にお休み。

何だか悪い事をした様な…。

そして、僕も彼のタイ料理が食べられなくて、残念でした。

次回は絶対に食べたいグリーンカレー!

皆さんもお近くにお立ち寄りの際は、是非その味を堪能して下さいね!(場所はスタジオの隣です…というか…お店の隣の空き物件にスタジオを作ったというのが正確ですけどね!)

そして、今日は、九州に来たもう一つの目的でもあったラグビートップリーグ《シャイニングアークス》の今シーズンの最終戦を応援する為に福岡へ移動。

朝10時過ぎには福岡に着き、豚骨ラーメンを食べて、レベルファイブスタジアムに向かいました。

試合は14時キックオフで、最終戦の相手はシャイニングアークスよりも下の順位のキューデン フォルクス。

しかし、キューデンの地元という事もあって、相手は大人数の応援団で完全アウェイ状態。

ゲームは終始押されっぱなし。

ヤバい!

もしかしたら負けちゃう?

しかーし、ゲーム終了目前の後半39分、ロックの小峰さんがタックルを交わし抜け出すと、ナンバー8のトッド クレバーが右サイド中央に『トラーイ!!』

これであと、1点差。

ラグビーにはトライ後にペナルティーゴールというプレイがあり、これを決めると2点得点が入り、大逆転!

と同時に、ブザービート。

蹴るのは、シャイニングアークスの不動の司令塔でありファンタジスタ《君島良夫》。

彼にとっては、何て事の無い角度と距離。

しかし、ブザービートが鳴った今、このペナルティーゴールを外せば、負けが決定してしまう重圧!

蹴る体勢に入るとキューデン選手達がゴールを阻止しようとプレッシャーを掛け襲ってくる!

そのプレッシャーを切り裂く様に振り抜かれた右足の先には5.6メートルのゴールポストのど真ん中に美しい放物線を描きながら吸い込まれる楕円形のボール!

審判の旗が上がり『ゴーール!』

やったーーーっ!大・大・大逆転!

フゥ!(汗)熱過ぎるぜ!

思わず、実況中継の様になってしまいましたが、楽しかったですよ!

今シーズンの13戦は今日で終わりましたが、9位の我が《NTTcomシャイニングアークス》は、これまでのシーズン中に勝った事の無い8位のNECグリーンロケッツとのワイルドカード一回戦が控えてます。

しかし、この試合会場は、どうやら大阪の花園ラグビー場になるらしく、応援に行けるかどうか?

行きたい!

でも、大阪。

どうしょう!

悩むところです。

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