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[Taka-Talk]7・8月のワークショップを終えて

近年の夏は暑すぎるので、営業やイベントの仕事を受けず、ワークショップツアーを開催する事が多く、今年の夏も、週末を利用して、東京、名古屋、熊本、岡山、神戸、甲府、浜松、新潟でワークショップを開催しまして、昨日は最終地域の新潟でのワークショップでした。

僕は、タップシューズを楽器にジャズを演奏し、踊る事を生業とするジャズタップダンサーですが、実はワークショップやプライベートレッスン、セミプライベートレッスンをする事も少なくありません。

尤も、僕の場合は、先生として教えるワケではなく、タップダンサー目線のアドバイスですけどね。

ちなみに、タップダンサー目線のアドバイスと、タップ教室で教える先生方の教え方がどう違うかと言うと、前者は《自身のダンサーとしての経験から、スムースに踊り、表現する為に
何を省き、何を補うのか?という事や、動きや音をどう捉えるのか?という具体的な知識や技術を噛み砕いて解説するモノ》で、後者は《教室を構え、日常的にタップを教える事により、多くの方々が気軽にタップに触れ、楽しんで貰う事を目的にした間口の広いモノ》です。

当然ながら、双方にメリットやデメリットがあり、前者は、タップの細部や深部に渡り具体的に説明をする為、細かく難しいので、レッスン自体に楽しさや身体を動かした爽快感みたいなモノは得られませんが、理論的に理解が深まるので、スキルアップが図れます。

また、後者は、間口が広くタップを楽しんで貰うモノなので、細部や深部に渡り説明する事は少なく、何年やっても上達しない!という方が出てきてしまう反面、レッスン自体は、常に身体を動かし良い汗をかけるので、爽快感があるし、先生方は楽しんで貰える様に心掛けるので、生徒さん達は楽しめます。

つまり、運動不足を解消する事や楽しさを求めるのであれば、タップ教室で教わるだけで良いと思いますが、せっかくタップをやってるんだから、上手くなりたい!スキルアップを図りたい!とお考えの方はタップダンサーのワークショップやレッスンに参加してアドバイスを受けると良いと思います。

ただ、プロのタップダンサーなら、みんなが具体的なアドバイスが出来るのか?というと必ずしもそうとは限らないので、ご自身で判断するしかありません。

僕は以前にも、《先生は必ずしもプロのタップダンサーとは言えず、その逆もまた然り》という事を書きましたが、タップダンサーとタップの先生では同業他種で、それぞれに役割があるんですよね。

勿論、先生自身がプロのタップダンサーでもある場合もありますから、そういう先生の場合は、タップダンサー目線のアドバイスをしてる場合もありますが、生徒さんの中には、タップをたのしみたい!また運動の一つとして捉えてる方々も少なくなく、そういう生徒さん達にも合う様に《普段はあえて細かい指導はせず、質問があった時や、発表会の時だけ具体的なアドバイスをする》という事が多い様です。

僕のワークショップやプライベートレッスン、セミプライベートレッスンは、タップダンサー目線でのアドバイスなので、受ける方々は、探求心や向上心が旺盛なアマチュアの方々や、的確に教える為に具体的な知識や技術を学びたい!とお考えの先生方、ヒントを掴みたいプロや、プロを目指すセミプロタップダンサーで、先日各地で開催したワークショップにも、学ぶ意識の強い方々が参加して下さりました。

また、今回のワークショップでも、全ての地域で、アマチュアの方々と一緒に参加される先生方がいらっしゃって、その先生方の生徒さん達への愛情やタップに対する前向きな姿勢に頭が下がります。

というのも、生徒さん達に教える先生方でも、僕から指摘される事も少なくなく、生徒さん達の前で恥をかきたくないという意識が働くのも理解出来るからです。

本来、人の目を気にし過ぎると、学べるモノでも学べなくなるんですが、やっぱり先生としてのプライドというか、生徒さんの前で恥をかきたくない気持ちも理解出来ますからね。

にも関わらず、学ぶ為に《恥をかく事もいとわない先生方の学ぶ姿勢》には本当に頭が下がるんです。

また、そういう姿勢は生徒さん達にも、伝わり、良い手本になってるとも思います。

逆に、学ぶ事を疎かにしてしまう先生方は、生徒さん達をどういう気持ちで指導してるのかな?という疑問もあります…生徒さん達って、そういう所を見透かしてるんですけどね。

ちなみに、僕も今までに、色んな先生から教わって来ましたが、2・3回しか通ってないのに『上手になりましたね。』などと煽ててくる先生が居ましたが、『こんな先生から教わっても上達しないな!』と思って、その先生のクラスには通わなくなりましたよ。

また、そういう先生方に限って、タップの事なら何でも知ってる!みたいな事を公言するんですが、僕が他の人のステージを観に行っても、ワークショップを受けに行っても、会った事はないんですよね。(あっ!某タップイベントでは見掛ける事もありますけどね。)

また、今回、各地で参加して下さった方々は先生以外にも、小学生から70歳オーバーの方々まで様々な方々が参加して下さいましたが、タップに対するやる気や、熱い想いがヒシヒシと伝わって来て、思わずニヤけてしまいました。

あと、不思議だなぁ!と思ったのは、東京の様な大都市に住み、タップを学ぼうとすれば沢山学ぶ事が出来る環境よりも、学ぶ機会の少ない地方都市の方々の方が、タップに対して前向きで真面目だと感じる事です。

恵まれた環境は、同時に『いつでも学べる』と思ってしまうんですかね…。

ただ、今回、色んな地域を廻ってみて、ちょっと残念だなぁ…と思ったのは、ある地域で開催した時、『先生には内緒で来ました。』と仰る方が数名いて、まだまだ閉鎖的な先生が居るみたいなんですよね。

その点、東京はスタジオ間の壁が取り払われつつあって、素晴らしいです。

ともかく、今回の色んな地域でのワークショップでは、参加して下さった方々から熱いエネルギーを頂きました。

いやぁー!良い刺激を受けましたよ!

ライブツアーに向けてモチベーションが上がります!

参加して下さった方々、そして、今回はご都合が悪く参加出来なかったにも関わらず、多くの方々に声を掛けて下さった方々、本当にありがとうございました!

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