Taka-Tone

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[Taka-Talk]役割について

タップには、色んなスタイルやジャンルがありますが、同じジャンルでも、ソロダンス、デュオを含むチームダンス、アンサンブルがあり、役割は勿論、表現、魅力が異なり、それぞれに踊る条件の様なモノもあると思います。

とは言っても、僕のやってるジャズタップは、即興でミュージシャンと演奏し、踊るモノなので、ソロダンサー同士が、一つの空間に集い、時間を共有し、パフォーマンスをする事はあっても、アンサンブルは存在しないと言えます。

それはともかく、他のジャンルの様に振り付けで踊るモノには存在する、ソロダンス、チームダンス、アンサンブルでの役割についてお話ししたいと思います。

《ソロダンス》
文字通り一人で踊るモノで、ショウのメインとなる場合も多く、当然、高い技術や《踊る人ならでは》な表現力が必要になります。

《チームダンス(デュオを含む)》
基本的には、ソロで踊れる人が二人または、複数名で、互いの個性を生かし、コミュニケーションを取りながら踊るモノですが、ソロで踊れる人が、踊れない人をサポートしながら踊る場合もあります。
デュオチームでは、ハニ コールズ&チョーリー アトキンス、コンドス ブラザーズ、ニコラス ブラザーズ、スライド ブラザーズ(ジミー スライドとサー スライド ミッチェル)等、そして日本人では、中野ブラザーズ、東京リズムボーイズが有名ですが、兄弟である事が多い様ですね。
(コールズ&アトキンス、スライド ブラザーズ、東京リズムボーイズは兄弟ではありませんが…)

《アンサンブル》
メインとなるダンサーのバックダンサーとして踊る場合や、メインダンサーを持たず大人数で踊るモノで、群舞とも言い、個々としてではなく、全員で、一つの作品を作り上げます。
また、振り付け師や演出によって、個性を消して踊る事を必要とされる場合もあり、その場合は、普段、個性的にソロを踊るダンサーでも、振り付けや演出に従い、没個性で踊る事が必要となります。

現在の僕が、アンサンブルとして踊る事を要求される事はありませんが、当然ながら、最初からソロで踊れる力があったワケじゃなく、個性を消して、多くのアンサンブルナンバーも踊って来ました。

また、その経験は僕にとって、多くの表現を学べた無くてはならない通過点で、必要不可欠な経験でしたが、今は個性が強過ぎて悪目立ちするので、個性を消したアンサンブルで踊る事を依頼される事はありません。

つまり、アンサンブルを踊る条件に合わなくなったんですよ。

勿論、タップを始めた当初から、JIMMY SLYDEや、SAMMY DAVIS. JRといったソロダンサーへ憧れがあったので、アンサンブルよりもソロで踊りたくて仕方なかったですよ。(そんな実力も無いくせにね。)

僕自身がそうだった様に、きっとソロで踊りたい方(特に若者)は、多いと思いますが、技術や表現力が伴わなず、良いパフォーマンスが出来る事は皆無と言えると思います。

先ず、アンサンブルで、『その作品がどういう演出や振り付けで、どういう風に表現すれば良いのか』という事を考えながら取り組む事で、豊富な表現力が身に付くと良いと思います。

また、そうやって取り組む事で、自ずと技術も学べる筈です。

アンサンブルで様々な表現、技術を学んだ経験から、『僕(私)なら、こういう風に表現したい!』という気持ちが出て来て、工夫し、分析して、個性的な表現が出来る様になり、ソロでも豊かで、個性的で、魅力的なパフォーマンスが出来る様になるんですよ。

ソロダンサーは、オリジナリティが無いと、モノマネにしかならないですからね。

現在ソロで踊るダンサーの中には、比較的初心者の段階から、ソロでしか踊ってない方もいるんですが、極一部の例外を除き、そういう方の多くは、様々な動きや表現を経験してない為、表現力に乏しく、ワンパターンで、つまらない踊りになってる事も少なくないんですよ。

高いチケット代を払って、つまらないモノのを見たいと思う人はいないと思います。

そういう点では、スタジオの発表会等、身内に披露するモノで、アンサンブルを踊り、試行錯誤しながらソロダンスに挑戦すると良いと思います。

また、そういう方を観ると応援したくなります。

自分自身の役割が何なのか、ちゃんと理解して踊りましょう!

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