Taka-Tone

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[Taka-talk]WS後の呑み会にて。 ※文才が無いのでいつもの通りの長文です。(笑)

WS終了後は、いつも呑み会に突入します。

勿論、僕を含めた全員の割り勘です。(笑)

ちなみに、この呑み会をする理由は、僕自身が呑みに行きたいのもありますが(笑)、参加して下さった方々の感想をお聞きする事で、何が理解出来て、何が理解出来なかったのか?という事を知る事が出来るし、参加された方々もきっと質問したい事があると思うからです。

皆さん色々とご都合があると思うので、当然ながら強制ではなく、ご希望される方々のみです。

というワケで、今回は僕を含めた6名で呑みに行きました。

そんな中、初参加だった方の感想に「僕が教わってるのは◯◯先生なんですが、Takaさんみたいに細かい解説を受けたされた事がありませんでした。今回初めて受講して音や動きの細かさに驚きました!」というモノがありました。

恐らく何でもそうなんですが、タップを教えるのも、対象や目的があって、多種多様です。

両極端な例を二つ挙げると、ダイエットや運動を目的にした方々を対象にしたレッスンの場合は、細かい解説よりも、とにかく身体を動かす事に重点を置いたレッスンにした方が良いと思いますし、プロのタップダンサーの様に踊れる様になりたい方々や、プロを目指す方々には、何がどうなってるのか?を理解出来るレッスンにした方が良いと思います。

この他にも、タップを教わってる事自体をを楽しみたい方々、プロの様には出来なくても良いから人前で踊りたい方々、そしてタップをやりたいワケじゃないけど、教養の一つとして身に付けておきたい方々など、タップをやってる方々には、それぞれの目的があって、その目的に合わせる様にレッスン方法も多種多様であるというワケです。

WSを含め、プライベートレッスンや週一で開催してるレギュラークラス等、僕のレッスンでは、プロを目指すか否かは別にして、踊れる様になりたい!と思ってる方々を対象に、音や動きの仕組みについてレクチャーするモノですから、どうしても細かくなるんです。

僕の大親友曰く「Takaちゃんのレッスンは俗に言うタップダンス教室の先生としてのレッスンではなく、タップダンサー目線のレッスンであり、タップ初心者には不向きであり、タップ経験者で行き詰まった人が受けると勉強になるレッスン。」なんだそうです。(笑)

彼のその言葉はズバリ的を射てると思いますね。

とは言え、タップ経験者の多くは、自分が出来てない事や知らない事を指摘されるのを嫌う傾向にあるので、教える事で生計を立てようとされてる方々は、やるべきではない教え方であると思いますけどね。

教える事で生計を立てたいのであれば、生徒さんはお客様であり、持ち上げ、なだめ、励まして{やる気}を起こさせないと商売になりませんからね。(笑)

ちなみに、僕の様な教え方は、我が師であるJimmy Slydeをはじめ、タップマスターと呼ばれる方々が、その弟子達に対して行うモノなんだと思います。(笑)

ちなみに、即興で踊る事の多かったJimmyですから、彼から教わり始めるまでは、彼のタップが理論に基づくモノだとは想像もしてませんでした。

なので、教わり始めた当初は、理論を重視してる事が意外であり、同時にその細かさにとても驚いたものです。

…が、彼らの音の奏で方や踊り方(身体の使い方)を理論と照らし合わせて見てみると、理論的であるからこそ、ワン&オンリーな表現になってるんだと分かったんです。

つまり、基本的な知識や技術に加え、自分ならこういう風に踊る!という工夫や発想があるから、個性のある表現になってるというワケです。

今回のWSには、足がとても良く動く若い女性が参加して下さってたんですが、近年の女性ダンサーに良く見られる{金太郎飴}の様な手足の動かし方をしており、全く個性がなかったので、その点について少し指摘しました。

気を悪くしなかったかなぁ?

でも、今後彼女が活躍して行く為に、指摘してあげる事が彼女の為になると思いますから。(笑)

あっ!

念の為に言っておきますが、金太郎飴の様なっていうのは、どこを切っても同じに見えるという意味で、金太郎飴に動きがあるワケじゃないですよ。

まぁ、お分かりになりますよね。(笑)

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