Taka-Tone

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[Taka-talk]2019年の東京リズム劇場

今回で12回目のこのショウは、開催されれば必ず観に行ってると言っても過言ではありません。

僕は、昨日のソワレ(夜公演)を拝見させて頂きましたが、ネタバレするといけないので、全公演が終了したこの段階で感想書かせて頂く事に致しました。

華やかなレヴューの様なナンバー3曲で幕が開き、次にリズム劇場と言えばこれ!

{タップ名作劇場}と題して、有名なミュージカルやアニメをタップメインのパロディに作り変えた演目で今回は、{メリー ポピンズ}ならぬ{メリー タッピンズ}(笑)。

座長の冨田かおるさんをメインに、芝居をし、歌を歌い、タップを踊りながら、観客を笑いの渦に巻き込みます。

特に、アップテンポな16ビートに乗って歌い踊られる{スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス}は、歌詞がタップシューズメーカー名に替わっており、大いに笑い、思わず「おーっ!]と感嘆の声も上げてしまいました。(笑)

この演目が終わると、デュオ、チーム(複数名)、ソロによるナンバーが数曲。

ここでは、シアターダンスの高松美奈子さんが振り付けたダンスナンバー{I´ve got you under my skin}に、曲の冒頭から思わず前のめりになり、終わるまでずっと前のめりでした。(笑)

と言うのも、大好きなSammy Davis Jrの顔のパネルが下手奥にドーンと釣り下げられ、彼のスインギーでメロディックな歌声に合わせて作られた素敵な振り付け、そして踊るダンサー達もとっても素敵でした。

次は、その余韻を打ち消すかの様に(笑)流れて来るあのメロディー。

毎回楽しみにしてる{スナック うすい}です。

薄井ちゃんの舌っ足らずのセリフ回しや、このスナックの客とのトークが楽しいんです。

今回のこのスナックのお客さんは初出演の末富凛太郎君。

彼は、主に関西で活躍中のタップダンサーで彼のパーソナリティーは観客を笑顔にさせてくれます。

そして、更にお笑いナンバー{タップサスペンス劇場}に突入。

ここでも大いに笑わせて頂きました。

このナンバーが終わると、金子真弓ちゃんが振り付けたナンバー、松ちゃんこと松本晋一さんが振り付けたナンバーを経てフィナーレへ。

このショウは、タップをメインにした笑い有り、涙…は無いか(笑)の総合エンターテインメントショウであり、演出の松本晋一のアイデアを体現化するモノですが、彼は、ありがちな{過去の演目の使い回し}を全くせず、常に素敵な新作。

これは出来そうでナカナカ出来ない事。

本当に素晴らしいと思います。

このショウに携わった皆さん、お疲れ様でした!

次回作も楽しみにしております!

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