[Taka-Talk]観て来ました!
昨日から公開になってる上、その前には全国各地で試写会もあったので、既にご覧になってる方も沢山いらっしゃると思いますが、僕の周辺でも公開前から話題になっており、楽しみにしてた水谷豊さんが監督、そして主演を務めた映画{TAP THE LAST SHOW}を観て来ました。
僕は、映画は基本的に一人で観に行くんですが、今回はタップの映画という事で、生のステージを観る様な感覚で観たい!と思い、生徒さん達数名を誘って一緒に観て来ました。
映画なので観てる時は、やはり生のステージを観てる様な感覚にはならなかったんですが、観賞後にみんなで食事に行って、感想を含めたタップ談義をした時には、色んな感想を聞いて、こっちの方ではそういう感覚になりました。(笑)
同じ時間を共有出来るって良いですね。
僕は、ジャズタップダンサー・・・つまりタップダンスに関しては専門家ですから、本編のストーリーについては「あり得ないけど、リアルさを求められてるドキュメンタリーじゃないから、これは、これで良いんだけど、これがリアルなタップの世界だとは勘違いして欲しくないなぁ。」と思い、タップシーンについては「こういうところがあれば、もっと良かったんじゃないかな?」と思う事が無かったワケじゃなかったので、そういう点についても率直な感想を話しましたが、ここではチョットね。(笑)
とは言え、タップを前面に出した映画としては、恐らく日本初でしたし、面識のある若手・・・そうじゃない人も含め(笑)タップダンサーが沢山出てたので、楽しく拝見させて頂きました。
日本においてタップダンスはメジャーな文化とは言えないのが現状ですから、一般的にはあまり知られておりませんが、日本にも優れたタップダンサーが沢山居て、それぞれが色んなジャンルやスタイルでタップダンスの魅力を披露しています。
{流行り廃り}という言葉がある様に、流行るといずれ衰退していくのが世の常ですから、ブームになって欲しいとは思いませんが、この映画をきっかけに、タップダンスが魅力溢れる文化の一つとして世の中に根付いて来る事を期待しております。
前述べの通り、タップと言っても色々ありまして、ジャンルとしては、大まかに分けて、{リズムタップ}、{シアタータップ}と呼ばれるモノがあり、スタイルとしては、一人一人顔や体型が異なる様に、タップスタイルも異なる魅力があります。
これまではタップダンスを観る機会がなかった方々も、この映画をキッカケに是非色んなジャンル、スタイルのタップパフォーマンスを観て、楽しんで頂きたい!と思います。
というか、興味を持った方々は是非始めてみてはいかがでしょう?
夢みるのは、これからです。(笑)