[Taka-Talk]コンテスト否定論者?
以前、僕は{プロを名乗る人はコンテストには出るべきじゃない!}とか、{タップは競技ではない!}と書いた事があるので、僕の事を{コンテスト否定論者}だと思ってる方々もいらっしゃる様ですが、コンテスト自体を否定するつもりはありません。
何故ならば、アマチュアの方々が、プロを目指し、ご自分の将来に活路を見出だす事や、モチベーションを上げて行く為に、コンテストに出場する事は良くないどころか、素晴らしい挑戦だと思うからです。
また、その評価によっては、{それまでの自信を打ち砕かれる}かもしれないにも関わらず、挑戦する勇気にもエールを送りたいと思います!
ちなみに、近年日本で開催されてるタップコンテストは、{かわさきタップフェスティバル}のソロコンテストが最も有名ですが、このコンテストで賞を取ったのをきっかけにして、プロとして活動をスタートさせた方々もいますから、大いチャレンジしてタップ界を盛り上げて行って欲しいと思います。
ただ、チケット代の3.000円は、ちょっと高いなかぁ…と思うので、もう少し安くして欲しいとは思いますけどね。
会場費やスタッフの人件費等で、経費が掛かるので、チケット代を徴収するのは理解出来るんですが、それを考慮しても、もう少し安く出来るのでは?と思うんですが・・・。
このコンテストをはじめ、現在、日本で開催されてるコンテストは全て、アマチュアの方々が、プロを目指し、ご自身の将来への活路を見出だす為や、モチベーションを上げて行く為に挑戦するモノだと思いますが、プロとして活動するタップダンサーだけがエントリー出来るコンテストみたいなのがあったとすれば、僕も出てみたいと思いますね。
プロの場合、本来、順位を付けるモノではないので、順位よりも、エントリーしたプロ達は、お互いのタップに刺激を受けられると思うし、コンテストに観に来るお客さんも、きっと楽しめるモノになると思いますからね。
{コンテストという名のプロのショウ。}
ただ、心配事は、それまで順位を付けられる事をして来てないプロが、入賞出来なかった時は、{力不足}の烙印を押される形になるワケで・・・かなり勇気の要るモノになるとは思いますけどね。(笑)
また、プロにはプロとしての立場やプライドがありますし、下手すれば死活問題に発展する可能性もあるので、「何としても賞を取らなくては!」という考え方の人も出て来る事も想像出来、公正に審査が行われるか?や、審査員はどんな人が務めるのか?等々、タップの母国であるアメリカでも実現してない事なので、現実的ではないとも思いますけど。(笑)
ともかく、コンテストによって、プロを目指す若者が増えて来る事は、タップ界が活性化していく事にも繋がりますから、アマチュアの方々を対象にしたコンテストは、大いに開催されるべきだと思います。