[Taka-Talk]時期が来れば
先日、僕の名古屋でのワークショップのお知らせをさせて頂いたところ、ある方から「今年の春に、Takaさんがご自分で振り付けされた作品を自らで踊られてるのを見て、凄く素敵だったので、アドリブだけじゃなく、Takaさんの振り付け作品にもめっちゃ興味はありますが、普段教わってるタップスタイルとは全く違うので、自分には付いて行ける自身がありません。もしかすると、参加費を支払って見学のみの参加というのは出来たりしますか?」というご質問を頂きました。
普段、インプロで踊ってる僕の振り付けモノを踊ってる姿を観た事があり、更に振り付けモノにも魅力を感じて下さった事については、大変嬉しく、ありがたい事なんですが、ワークショップで見学のみの参加というのは、受講されてる他の方々がやりにくいと思いますし、実際に動いてみないと理解も出来ないと思うので、見学だけの参加はお断りさせて頂きました。
実は、参加費を支払ってまでも見学をしたい!と考える方は結構いらっしゃるんですが、僕はいつも同じ様にお応えしてるんです。
また、その方のお気持ちは、後ろ向きではなく、とても良い事だとは思いますが、あえて言うなれば、その方にはまだ参加する時期ではないのかもしれないという事だと思います。
そういう方は、焦らず、その時期が来たら参加して下されば良いと思うんですよ。
これは、僕のワークショップに限らず、色んなスタイルのタップダンサーや先生に関しても同じだと思います。
特に、僕の振り付けモノは、ピースやコンビネーションステップとは異なり、音楽と共にサウンドやムーヴメント等、微細に至るまで考えたモノなので、簡単ではなく「絶対に付いて来れるから心配しないで下さい!」とは言えなく、「付いて行けるか否かじゃなく、学ぶ為に頑張って受講してみよう!」と思えたら参加して頂ければ良いと思うんですよ。
ちなみに、僕も他の方のワークショップを受講する事がありますが、深い部分までやろうとすると簡単に出来るモノではない事が多いんですよ。
ダンサーにしても、振り付け師にしても、それぞれに考え方や表現方法が異なりますから、僕も学ぶ為に必死になって受講してるんですよ。
その中でも、ダイアンや松本晋一さんの振り付けや表現方法は、本当にアメージングで、いつも「へぇーっ!」って思うんですよ。
近いうち、浦上雄次君や、RONRONこと小勝君の振り付けも受けてみたいなぁ!って思いますよ。
僕自身、どこまで、ちゃんと学べるかどうかは分かりませんが、凄く興味がありますよ。
要は、気持ち次第という事ですね。