[Taka-Talk]僕の意識も違って来る
ちょっと、日にちが経ってしまいましたが、先週の土日に、新潟の新発田でのライブ会場の下見と打ち合わせがあり、「折角、新発田まで来られるならワークショップを!」という事で、ワークショップを開催し、更にプライベートレッスンも2つやって来ました。
そもそも、今回のライブツアーの初日に新潟の中でも、新発田を選んだ理由は、僕の唯一の弟子である大沢君や、7~8年前に大沢君の紹介で知り合い、交流を深めてる渡辺千鶴さんをはじめとするタップ仲間が沢山居るからなんですよね。
大沢君は、15年以上前に東京に住んでた事があって、その頃は、他の方々と同様に僕がタップを教えてたんですが、生まれ故郷の新潟に帰る事になり「タップを教えたい!」と言うので、「だったら、より厳しく教えなくっちゃ!」と思って弟子にしたんです。
ご存知の方もいらっしゃいますが、僕の個人レッスンは、妥協を許さないというか、めちゃくちゃ細かくて、自信を無くしちゃう方もいらっしゃるんですが、大沢君は自信を無くすどころか、益々やる気を出して付いてきてくれて、それ以来、弟子として頑張ってくれてます。
それから、渡辺千鶴さんは、かつて東京でタップをやられてて、結婚を機に新発田に移り住み、タップを教え始めた頃に知り合ったんですが、当時はお腹に赤ちゃんが居るにも関わらず、僕のワークショップに参加して下さって、それ以来ワークショップを開催する時は、プライベートレッスンも受講される様になりました。
ちなみに、僕が知り合った頃には、既に高い技術をお持ちだったんですが、千鶴さんは「教えるからには、より高い技術や豊富な知識が必要だ!」と考えてらっしゃる方で、僕としても責任感を胸に一生懸命に教えてるんですよ。
地方でワークショップをやると、ワークショップのみではなく、プライベートレッスンも受講される方々が時々いらっしゃいますが、そういう方々は、タップに対する意識が高いというか、慢心を持たず、常に向上心を持ってるというか、会う度に向上されてるんですよね。
日頃、手を抜いてるワケじゃありませんが、そういう方々を前にすると、僕の意識も違って来ます。
また、プライベートレッスンの内容は、受講される方によって様々です。
例えば、基本理論を凄く掘り下げモノだったり、音楽的なモノだったり、振り付ける時の方法だったり様々で、今回は僕の振り付けモノを題材に、僕が振り付ける際に注意してる事や、考えを解説して、受講される方が振り付けする際に参考にして頂く事を目的にしました。
大沢君にしても、千鶴さんにしても、はたまた他の方々にしても、タップだけで食べて行くのは容易な事ではなく、他に仕事を持ちながら、タップに取り組んでらっしゃる方々も多いんですが、僕は必ずしも、タップだけで食べてる方々が優れてて、副業を持ってる方々が劣ってるのか?というと、そうではないと考えてるんですよね。
要は、取り組む姿勢が大切であり、良い取り組み方をされてる方は、誰に教わっても上達するし、そうじゃない方は、どんなに優れた先生から教わっても上達しづらいと思うんですよね。
ちなみに、僕は毎回「何を伝える(教える)べきか?」という事を熟考して、準備してお伝えしてるんですが、取り組む姿勢の良い方々は、スポンジが水を吸う様に吸収するんですよね。
いやーっ、彼らの様な方々と触れると僕自身、刺激を受けますよ!