Taka-Tone

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[Taka-Talk]確かに細かいんですよね。

僕は、タップダンサーであって、多くの生徒さんを抱えるタップスタジオの先生ではありませんが、ワークショップや個人レッスン等でタップを教える事もあり、そんな時、『今までは、こんなに詳しく教わった事は無かった。』という言葉を良く聞きますし、自分でも、僕の様に細かく指摘し、説明する人は少なく、恐らくタップダンサー目線ならではなんだと思います。

では『何故僕はそうするか?』というと、今でこそタップに関しては、ある程度見ればそれなりに出来ますが、僕自身、元々パッと見ただけで出来る様な器用な方ではなく…というより不器用で全然出来なかった方なので、『この動きはどういう仕組みになってるのか?どうやればこういう音が出せるのか?』という事を知りたかった人なので『上達を考える方々は皆、細かく詳しく知りたい筈だ!』と考えてるからですが、僕自身、我が師匠であるJIMMY SLYDEから、厳しい指摘や説明や的確な指導をして貰った事で理論的な今の僕があるワケですから、僕もそうしたいんです。

ちなみに、JIMMY SLYDEは、普段いつもニコニコしてて、凄く紳士でしたが、弟子に教える時は、本当に厳しく、指摘されるばかりで、鬼の様でしたよ。

でも、逆に細か過ぎる程細かく考えてるからこそ、あのナチュラルでスムースで格好いいタップが踊れるんだな!と思いましたよ。

だって、JIMMYは、全ての動きを理論的に説明する事が出来て、聞いてて納得出来ない事が無かったんですよ。

正直、立つ事や歩く事にも理論があるのには驚きましたよ。

ちなみに、僕は鬼の様ではないと思いますよ。

教えてるとご自身の出来ない事に対して泣いちゃう方が時々いますけど…ね。(笑)

また、僕のその細かい説明は、人によって《良し悪し》だとも言えると思います。

というのは、僕は、僕のワークショップや個人レッスンを受けて下さる方々は皆さん《僕の指摘や解説をヒントに、改善し上達を求める方々》だと考えてるので、一生懸命になって教えるんですが、僕はJIMMYと同様に《お世辞やおべっか》は全く言わない…つまり指摘してばかりなので、『アラ探しばかりする!』と気分を害されたり、自信を失う方もいらっしゃいますからね。

そういう方々は、一度は受けても、二度目は受けなくなるので分かり易いですよ。(笑)

要は、当人が何を求めるか?によって、感じ方は変わって来るモノですから、僕の説明が必要と考える方も、不必要と考える方がいらっしゃるのも無理はありません。

それでも、ワークショップに参加してみたい方や、個人レッスンを受けてみたい方々は是非どうぞ!(笑)

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