[Taka-Talk]学ぶ事の重要性
昨日の名古屋でのワークショップは、《前半で振り付けを覚え、後半でその振り付けを理解し、踊りにする》という、簡単ではない内容にも関わらず、参加して下さった方々は皆さん、キチンと学ぼうと必死になって頑張って下さり、中身の濃い充実したWSになりました。
参加して下さった皆さん、お疲れ様でした!
ところで、僕は、WSの内容によって、参加資格をタップキャリア半年にしたり、一年にしたりという風に変えてまして、昨日は半年以上という設定でしたが、ステップを覚え、足を動かす事だけしか教わってない方々は、恐らく10年・20年のキャリアがあったとしても、簡単には出来ない内容でした。
そういう内容のモノなのに、半年以上という短い方という設定にするのはオカシイ!と思われるかもしれませんが、全くオカシイ事ではありません。
というのは、『10年・20年のキャリアがあったとしても簡単に出来ない!』と書いたのは、あくまでも、『ステップを覚え、足を動かす事しか教わってない方々』の場合は…という事でして、タップキャリアが半年位あれば、身体の使い方や音の仕組みというモノを説明されれば、理解出来るワケで、学ぶ事で上達が望めるんです。
勿論、参加資格の設定が一年以上の場合は、もっと細かく、難しいですよ。
学んだ事を復習し、理解する事で(練習のペースにもよりますが)、5年位で少しづつ形になり始め、10年位やってれば、更に、工夫が出来る様になって、踊り、奏でる事が出来る様になるんです。
逆に、そういう知識を教わらず(学ばず)クラスに通うだけで練習さえしてない方は、20年経っても30年経ってもバタバタと動かしてるだけで、形にさえなりません。
以前コラムにも書きましたが、クラスは学び知識を深める場所で、練習とは、学んだ事を理解し上達する様に一人でコツコツと復習する作業の事です。
時々『私は20年・30年タップをやってるのに、全然上手くならない!』と嘆いてる方がいて、実際に見てみると『確かに全然出来てないね!』と思う方も居ますが、それは学べてないか、練習してないかという事なんですよね。
タップは難しく、追究すればする程、次々な課題が出て来てゴールはありませんが、20年・30年やっても形にさえならない程は難しくはないですよ。
つまり、《タップキャリアの長短ではなく、正しく学ぶか否か?そして練習してるか否か?》によって中身が全く異なるんですよ。
ちなみに、僕が設定してる参加資格は、あくまでも目安でしかありません。
以前、タップ経験一年以上という参加資格を設定した時、『タップ経験が、一年に満たないんですが、どうしても受講したいんです!ダメでしょうか?』とお問い合わせされる方が居て、僕は迷わず『そのお気持ちがあれば、是非、参加して下さい!』と伝え、参加して貰った事がありますが、WS終了後、その方は目を輝かせ『今まで引っ掛かってた事が、少し理解出来ました。本当に勉強になりました。受講して良かったです。練習して、また受講したいです!』と言ってくれた上に後日、ご丁寧なお礼状まで下さって『やっぱり参加して貰って良かった!』と嬉しかった事がありますよ。
昨日、参加して下さった方々は愛知県だけではなく、浜松、三重、そして遠くは金沢から参加して下さった方もいて、皆さんから、『TakaさんのWSは、毎回何らかの発見があって、いつも受けて良かったと思います!』『全然出来なかったけど、凄く勉強になりました!』『こんな具体的な事は教わった事が無かったです!』『勇気を振り絞って受けて、本当に良かったです。』『難しくて大変でしたけど、楽しかったです!』『次はいつですか?また、必ず来るのでやって下さい!』『8月19日の浜松WSも楽しみにしてます。』等々、参加して下さった方々全員が喜んで下さって、開催した甲斐がありました!
また、その逆に、僕のWSに参加してみたいけど…『自分なんかが参加しても付いて行けないだろう!』『落ちこぼれるだろう!』『自分にはレベルが高過ぎる!』と後込みして、参加する勇気が持てない方もいらっしゃる様ですが、そういう後ろ向きな気持ちを持ってると、学べるモノも学べなくなりますから、恐れず学んで欲しいと思います。
学ぶ気持ちを失った時に進歩は止まるんです。
こう書くと、タップを教えてる先生方の大半は知識が乏しいのか?その先生方からは学べないのか?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
正直、僕から見て、知識が乏しいと感じる先生方もいますが、教える為に必要なのは、教わる方よりも知識があれば、教える事が出来るワケで、向上心のある先生方は、ご自身よりも知識のある先生やプロのタップダンサーから学ぼうと努力されてれば先生ご自身のスキルも上がって来るワケで、知識や技術の乏しい方でもキチンと学べば、良い先生になるというワケです
逆に学ぶ事を忘れた先生方は、生徒さんから質問されても、具体的に答えられず、教える事になってない方が居るのも現実ですけどね。
そういう僕自身、ワークショップに参加したり、多くのステージを観に行って、知識や技術を向上させる事を常に考えてますよ。
一生勉強なんですよね。