[Taka-Talk]SIMPLE & BASIC
僕は、出来るだけ多くのライブやショウを観に行く様にしてますが、近年は、キャリアの浅い実力不足のタップダンサー達までも、ソロライブを開催する事も多くなり、そういう人のパフォーマンスの多くは、ステップの細かさや、派手さばかり目立つモノだったり、小道具を使って誤魔化すモノも少なくない様に感じて、ちょっと考えさせられます。
勿論、舞台経験を積む事で、現時点の自分の力を試したり、挑戦しスキルアップを図る事は、必ずしも悪い事ではないんですが『お客さんからお金を貰ってパフォーマンスするという事はどういう事なのか?』を考えるべきだと思います。
発表会ならまだしも、ソロライブとなると、そんなに簡単な事ではないし、力不足で開催する事は、タップという文化に対する冒涜にもなりかねません。
そう書くと、『いつからだったら、ソロライブをやっても良いんだ?』という話になると思いますが、僕の場合は『そのライブに、自分自身がお金を払って観に行きたいモノなのか否か?』という事を前提にして、ソロライブを始めました。
ちなみに、僕の初のソロライブは、タップを始めて15年が経過した時でした。
『そんなに、年数が掛かったのは、君のポテンシャルが低かったからだよ。』と言われるかもしれないし、才能豊かな人の中には、タップキャリアが10年に満たないのに、しっかり学び、心に響くパフォーマンスを出来てる人もいますから、一概に、『何年やれば出来る』という訳ではないとも思います。
ただ、間違いなく言えるのは、お金を貰える次元にある人はシンプルな表現で魅せる事が出来、しっかりと基本を身に付けてるという事です。
ステージに立つ前にやるべき事は沢山あって、それをクリアー出来てない状態にも関わらず、当たり前の様にステージに立ってる人を観ると薄っぺらく感じるんですよね。
お客さんは、お金を払ってるだけじゃなく、時間も使って楽しみに観に来てくれる訳ですからね。
お客さんに観て貰うんだったら、自己満足ではダメですよ。