Taka-Tone

Jazz Tap Dancer Kawamura Takahide Official Home Page

[Taka-Talk]JIMMYの命日

今日、5月16日は、ジャズタップの巨匠であり、僕にとっては、師匠であり、父の様な存在でもあったJIMMY SLYDEの命日です。(実父は健在ですよ)

時の経つのは早いモノで、もう、JIMMYが他界して丸二年なんですよね。

この二年間、弟子として、JIMMYからの教えや、彼に対する想いを胸に、色んな事に挑戦して来ましたが、スローペースな自分自身に対して、もどかしさも感じなくもありません。

ただ、焦りは禁物。

そんな時『ペースよりも内容が大切だ』と自分に言い聞かせます。

じっくりと中身のあるタップを追求して行かなくてはなりません。

という訳で、昨日は山本剛さんのライブがあったので、横浜の関内にある《JAZZ IS》に聴きに行きました。

山本剛さんは、JIMMYが来日した時に共演した事もあり、JIMMYが『彼は、素晴らしいピアニストだ!』と絶賛して、CDまで買って帰ってた程です。

当時、僕は既に、山本剛さんとのライブをご一緒させて頂いてたので、何だか鼻高々だった事を、つい最近の出来事の様に記憶してます。

昨夜のライブは、ジャズヴォーカルとして、ブリューゲルホーン奏者として、活躍してる《TOKU》と山本剛トリオ(稲葉国光さん(b)大隅寿男さん(ds))のライブで、TOKUとは約10年振りの再会でした。

それから、オマさんこと鈴木勲さん(b)も遊びに来てて、2nd setでは飛び入りで2曲演奏されました。

ご存知の方はご存知ですが、オマさんの独創的な演奏スタイルは、もはやベースという枠ではなく、メイン楽器で、正にオマさんワールドでしたよ。

僕も、呼ばれて飛び入りで一曲踊りました。

剛さん、TOKU、稲葉さん大隅さん、ありがとうございました。

昨夜に限らず、何かを観たり、触れたり学ぶ度に『もっと頑張らなくては!』と思いますが、命日である今日と、JIMMYの誕生日である10月2日は特に、その気持ちが強くなります。

僕が生きてきた四十余年の中で素晴らしいタップダンサーは世界中に沢山いますが、僕にとってJIMMY SLYDEは間違いなく唯一無二の世界一のタップダンサーであり、一人の人間としても、一番尊敬してる方です。

とにかく彼に追いつきたいんです。

JIMMY!もっともっと勉強するので、天国から見守っていて下さい。

Tagged as: -->

Comments are closed.