[Taka-Talk]期待を裏切らない為に・・・
僕が上京した20数年前は、タップ関連のステージは、一年に数回程度と数えられる位しか無く、また、そのステージの殆どが発表会で、プロとして活動をしてる方が出演するステージを観る機会はとても少なかった様に思います。(尤も、僕が無知で、プロのタップダンサーのステージを知らなかっただけかもしれませんけどね。)
しかし、ここ数年は、タップ関連のステージが頻繁に開催されてまして、タップを観る機会や触れる機会も増えて来て、以前よりタップダンスが広く知られ、文化の一つとして定着しつつある!と嬉しく思います。
僕は、凄く上手いわけでも、凄く売れてるわけでも、ましてや『日本のタップ界を牛耳ってやろう!』なんて気は毛頭ありませんが、僕は『お客さんからお金を貰ってプロのタップダンサーとしてパフォーマンスしてる以上プロとしての最低限のレベルにはある』という自負はあります。
また、そう自負出来る様に学び、練習し、追求する事も怠ってないつもりです。
ご存知の方々もいらっしゃると思いますが、僕は以前から、タップ関連のステージは貪欲に観に行ってまして、僕がリスペクトしてるタップダンサーのステージは勿論、全く知らない人のステージでもタップと聞けば、観に行く様にしてます。
僕がリスペクトしてるタップダンサーのパフォーマンスに関しては、期待ハズレという事は少ないんですが、近年の若手タップダンサーのテクニックやスキルの高さにも、僕の細い目が丸くなる事も多くあります。
ただ、その一方で、プロとしてステージに立てる段階じゃない人まで、まるでプロとして活動してる様な宣伝文句や、プロフィールを書いてる方も少なくなく、そのダンサーを知らずに観に行った時、「よくもまあ、こんなレベルで、あんな事(宣伝文句やプロフィール)を書けるな!君はそういう段階じゃないでしょ!」と言いたくなる事も少なくありません。
集客を考えた時、そう書きたい気持ちは分からないわけじゃないけど、自分のレベルはある程度分かってると思うので、そう書く事で、自分に対して悲しく、虚しくならないのかな?とさえ思ってしまいます。
僕を含め、初めて観るお客さんは、そういう文章に乗せられて、一度は観に行くかもしれませんが、二度目は難しいんじゃないでしょうか?
現実、僕は一度観に行って、あまりにも期待ハズレだったら二年位は観に行かないし、もし二年後に観に行ったとして、その時点でも進歩が見えなければ、よほどの事が無い限り、その人のステージは二度と行きません。
あえて名前は挙げませんが、『こいつのステージは、二度と観に行く事は無いだろうな!』と思ってる人も数名います。
勿論、発表会等、アマチュアのダンサーが出演するステージに関しては、舞台経験を重ねる上でとても大切なプロセスだと思いますから、それを否定するつもりは毛頭ないので、誤解しないで下さいね。
ただ、発表会の稽古に追われて、基本練習が疎かになると、タップ自体はナカナカ上達しないので、上達したいのであれば、基本練習は怠っちゃダメですよ。
正直、常に期待に応える事は容易じゃないし、思う様に出来ない自分自身に腹が立つ事もあるんですけどね。
だからこそ、やり甲斐があるし、面白いんですよね。
お客さんは勿論、自分自身の期待に応えなくちゃね。
頑張るぞ!