[Taka-Talk]What a wonderful trio
先日、僕が大好きなピアニスト、山本剛さんのリーダーアルバムがリリースされました。
「ＴＢＭからリリースされる山本剛のアルバムに駄作無し」と言われる通り素晴らしいアルバムです。
トリオの演奏に関しては僕が今更言うまでもなく素晴らしいのは当然ですが、特筆すべき点は、見事なまでに剛さんの音色が忠実に再現されてる点です。
僕自身のライブのタイトルを「TAKA TONE(TAKAの音色)」としてる事からもお分かりになると思いますが、僕は音色をとても大切にしてまして、このアルバムの音響スタッフの素晴らしさに思わず唸ってしまいました。
プレイヤーがどんなに良い演奏をしても音響担当のオペレーターさん(PAさん)の力がないと上手く表現出来ないんですよね。
僕のライブを例に揚げるとPAさんによっては、「タップサウンドはこんな感じで出せば良いだろう」というPAさん側の先入観や独断で、勝手にいじられてしまい、困る事も少なくありません。
そんな時、「僕はそんな音は出してないですよ。僕の出してる音色を出して頂きたいんです。」って頼むんですが、PAさんの技術だったり、聴き取り方で全然違ってくるんですよね。
本来の音を再現するのは本当に難しいんですが、そういう点でもプレイヤーとスタッフさんの力が結集された素晴らしいアルバムで、まるで剛さんのトリオが目の前で演奏してくれてるみたいでシビレますよ。
また、メンバーも強力で、ベースが香川裕史さん、ドラムが大隅寿男さん。
いやはや凄いアルバムです。
是非、聴いてみて下さい。
僕は基本的には、ライブが好きなので、何回も繰り返して聴きたいと思わない限り、あまり購入しないんですが、絶対に何度も聴きたくなるのは購入する前から分かってるので、剛さんのアルバムは必ず購入してます。
実は、近々レコ発記念のラジオ収録があるので聴きに行くんですが、今からワクワクしてます。