[Taka-Talk]タップが上手く踊れる様になるコツ?
「タップが上手く踊れる様になるコツは何ですか?」と聞かれる方がいます。
「コツなんか無い」と言いたいところですが、あえて言うとすれば、「理解して《コツコツ》練習する事ですね?」って「駄洒落かいっ!」とツッコミが入りそうですが、そういう事だと思います。
ご存知の通り、タップダンスは、踊りながら音を奏でるダンスですから、動きや音楽を学び、理解する必要があります。
先ず、動きという事に関して言えば、普段の生活では動かさない様な不自然な動きを、自然に見える様に動かす事でスムースに踊れる様になる訳ですから、身体の動かし方を理解して動かさなくてはいけません。
僕がJIMMY SLYDEから一番最初に教わった事は、「タップを踊る上で、あまり関係ないのでは?」と思える様な事で、立つ事、歩く事でした。
それだけでナント、5時間もやらされました。
僕は当時、すでに10年以上のタップ経験がありましたから、そんな事が出来ないなんて思ってもいませんでしたが、いざやってみると、自分では、まっすぐ立ってるつもりでも、身体が反り返ってたり、曲がってたりでしたし、歩く時は、足だけで歩いてて上半身が使えてなかったり、手と足を動かすタイミングが合ってなかったりと、散々で、ただ、ステップを覚えたり、勢いで足を動かしてた事に気付き、理解する事の大切さを知りました。
それを教わり、理解し、練習する事によって、JIMMYが何故あんなにスムースに踊れるのか、という疑問の一部に光が射しました。
これは、動きだけじゃなく、音に対しても、同様に言える事で、4分音譜で4拍打つのと、8分音譜で4拍打つのでは、音の長さが違うんですよね。
という事で、僕は、上達するコツは「理解してコツコツ練習する事」だと思います。