[Taka-talk]TITFパフォーマンス
昨日は、一コマのプライベートレッスン後、夜から東京インターナショナルタップフェスティバル(TITF)のパフォーマンスがあったので、観に行って来ました。
毎年ゴールデンウィークの期間に、海外からタップダンサーを招聘し、彼らによるワークショップ、そして毎回ではないんですが、ショウも開催されてまして、海外からのタップダンサーに加え、国内で活躍するタップダンサー達も出演するショウも開催されております。
タップフェスティバルとしては比較的新しいんですが、最もハイレベルなパフォーマンスを観られるフェスティバルだと思います。
以前は、僕もこのフェスティバルのワークショップを受講してたんですが、思うところがあって、近年は受講せず、ショウが開催される時に、ショウだけ観に行く様にしております。
ちなみに、今回の海外からのゲストは過去に一度招聘されてるSam Weberと初招聘のMelinda Sullivan。
まず、Samは、ニューヨークでも日本でも何度か生で観た事があるし、WSも数回受けた事がありますが、独特なメソッドや表現スタイルを持ってまして、今回も健在でした。
次に、Melindaは、映画{ラ ラ ランド}に出てたという事なので観てた筈ですが、映画の中では、どの人がMelindaなのかが分からず、今回初めて観て知ったという感じでした。
それはさておき、今回のショウを観て、改めて強く感じたのは「日本人タップダンサーは、凄~く技術が高い!」という事でした。
足が良く動き、考え工夫する事が出来るタップダンサーが沢山居る様に感じました。
その中でも、素晴らしさを再確認したのは、サーロと洞至のデュオでした。
彼らは、日本のタップダンス界においてトップダンサーなので、高い技術を持ってるのは今更言うまでもありませんが、其々が個々のスタイルを持ってる上、人の目を惹き付ける事が出来るパフォーマンス力を持ってます。
高い技術を持ってる事と、個々のスタイルや高いパフォーマンス力を持ってるのは、別の話。
彼らにはそれがあり、少なくとも、僕の目には彼らが海外からのゲストさえも凌駕してる様に映りました。
尤も、Jimmy SlydeやBaby LaurenceやChuck Green…(他にも沢山)といったタップマスターが脚光を浴びてた1950年代のタップマスター達と比べると、僕を含め、まだまだ追い付いてないんですが、タップダンス界の未来は明るい!と思えたショウでした。
皆さん、お疲れ様でした。