Taka-Tone

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[Taka-Talk]そりゃそうでしょう。

僕がレギュラークラスやWS、そしてプライベートレッスンで教えてる内容は振り付けであろうが、ベイシックなステップであろうが、全てがTAP RUDIMENTに関してのレクチャー。

つまり、基本(基礎)理論です。

基本とか基礎というのは、{簡単で初心者向け}というイメージを持ってしまうのが普通で、そういう僕も、以前なら、言葉だけで基本とか基礎って聞くとそう思ってしまったと思いますが、今はそうは思いません。

何故なら、TAP RUDIMENTと呼ばれる基本(基礎)理論は、凄~く細かく複雑で、間違いなく初心者向けではないからです。

実際、僕のレッスンを初めて受けに来た方の多く(ほぼ100%)は、「あれっ?基本理論って聞いてたのに、こんなに知らない事ばかりなの?」って思ってしまう様です。

そりゃそうでしょう。

前述の通り、基本とか基礎は初心者の時に教わってるという認識でしょうからね。

ただ、このTAP RUDIMENTと呼ばれる基本理論は、タップマスター達がその弟子達に伝えて行くモノであり、普通は一般的なクラスで教われるモノではないし、こんな細かい事を教えてたらレッスンは進まないので(笑)、タップダンスを教えてる先生方の多くもご存知なかったり、先生がご存知でも生徒さん達が教わった事がないのは当然なんです。

そういう僕はタップマスターではないんですが、師から教わったこの素晴らしい知識や技術をタップを愛する多くの方々に知って頂きたい!と思い、レクチャーさせて頂いてるんです。

ですから、僕のプライベートレッスンを受けに来られるタップの先生方は少なくありませんが、自分のクラスで教える為ではなく、知識や技術を得て、ご自身が踊れる様になる為だと思いますし、もし、そういう先生方が「TAP RUDIMENTを軸にレッスンをやりたい!」言ったら僕は反対します。

というのは、タップクラスに通う生徒さん達は、楽しくクラスに通う事を目的にしてる方々が多く、こんな細かく複雑な事を言ってたら、生徒さん達は来なくなってしまいますからね。(笑)

生徒さん達には楽しく通って貰って、更に向上心を持った生徒さんに質問された時に、「そのステップは実はこうなっててね・・・。」とレクチャー出来れば良いワケですから。

ちなみに、僕のWSでは、普段教えてる先生であろうがなかろうが遠慮無しに指摘しますから、出来てない所を指摘されてる姿を見られたくない先生方もいらっしゃるので、WSに参加される先生方は少ないですけど。(笑)

逆に、僕は、タップ未経験の方や初心者の方々に教えるのは凄~く下手だと思います。

というのは、普段からTAP RUDIMENTを軸に教えてるので、どうしても掘り下げてレクチャーしてしまう癖があって、踊れてないのに楽しく・・・という方法が分からず、何を教えれば良いのか分からないからです。

その点、タップ教室の先生方は、全く復習もして来ないのんびりマイペースな方々や、初心者の方々にも懇切丁寧に教えてらっしゃるんだから凄いと思います。

僕には到底出来る事ではありません。(笑)

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