Taka-Tone

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[Taka-Talk]TRBの発表会を観に行って来ました

このスタジオは、主宰の穴田秀明さんをはじめに、スタイルの異なる先生方が数名在籍し、クラスを持ってるので、生徒さん達は、一つのスタジオに通いながら、スタイルの異なる複数名の先生方から教われますし、発表会では複数名の先生方の演目に出演する事も出来ます。

スタイルが違えば、当然ながら求められる表現も異なるので、大変な面もありますが、得られる知識や技術も多様になるので、とても良い事だと思います。

勿論、「一人の先生のみのスタジオはダメだ!」と言ってるワケではありませんよ。

それはともかく、話を発表会に戻すと、各クラスの生徒さん達は皆さん、複数名の先生方の演目に出て頑張ってらっしゃいました。

皆さん、お疲れ様でした。

ちなみに、今回の発表会で最も印象深かったのが、大親友の松ちゃんこと{松本晋一}さんが生徒さんの一人一人を紹介しながら絡む演目でした。

と書くだけでは、観てない方は、良く分からないでしょうから、少し詳しく書きます。

この演目の冒頭は、松ちゃんの「昔は踊ってると楽しかったのに、最近は楽しくないんです・・・。」という喋りから始まり、「君に付いて来てくれてる人々を見てれば自ずと分かる・・・。」という様な天からの啓示によって、再びタップを踊る事の楽しさを再確認するという内容の演目。

生徒さん達は、松ちゃんの前に一人づつ出て来てソロパート(一組のみデュオもあり)を踊るんですが、その踊ってる姿を見てる松ちゃんが「◯◯さん、あなたのその△△な踊りは◇◇で、見てる僕の方まで楽しくなる。」みたいな言葉と共に、松ちゃんは{合いの手}の様なステップを絡めながら生徒さん達と踊りながら一人一人紹介して行くんです。

生徒さん達としても、ソロパートを与えられてとても生き生きと踊ってました。

同時に、感心したのは、ソロパートを踊る生徒さんのタップに{合いの手}の様に入れる松ちゃんのステップは、自らの技術の高さをひけらかすワケでも、また自己アピールするワケでもなく、生徒さん各自のソロパートを生かす様に絡ませる{あいの手(愛の手)}であった事です。

彼は、ソロダンサーとしても、{東京リズムボーイズ}の様なデュオチームとしても優れてるんですが、先生としても優れてるという事です。

大親友だから贔屓目で観てるワケじゃなく、そう感じたから、こう書いただけです。

ちなみに、ここでは内容は書きませんが、別の演目で良いと思わなかった点もあって、それも率直に伝えました。

良くなかった点を、指摘される事を好む人は多くないと思いますが、その指摘を生かせる人だからこそ、{一流}と言われる人になるんだと思います。

松ちゃんは、その指摘を生かしてくれる{超一流}である事は間違いないんです。

他にも素敵に感じたモノもありましたが、長くなり過ぎるので書きません。(笑)

ともかく、出演された皆さん、スタッフとしてお手伝いをされてた皆さん、お疲れ様でした!

素敵な発表会でした。

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