Taka-Tone

Jazz Tap Dancer Kawamura Takahide Official Home Page

[Taka-Talk]ドキュメンタリー番組の使命と責任

僕は、ドキュメンタリー映画やドキュメンタリー番組を好んで観ます。

ただ、好んで観るのは、災害等の悲しく切なくなる様なモノではなく、何かを成し遂げた方のドキュメンタリーです。

どの世界でも、何かを成し遂げた方々の生き様は輝いてて、多くの刺激を受ける事が出来るんです。

勿論、フィクションから、刺激を受ける場合も沢山ありますが、素晴らしいドキュメンタリーは説得力が違う!と思います。

とは言え、ドキュメンタリーとして放送してるにも関わらず、美化され、脚色されて何かを成し遂げてる様に作られた{まがい物}であったり、スポットを当てられた当人は素晴らしい事をやってるのに、大袈裟で安っぽいナレーションや演出のせいで、台無しになってるモノも少なくないんですけどね。

タップダンスを踊る事ではありませんが、つい先日も、僕が良く知る分野にスポットが当てられてるドキュメンタリーと称する番組があって、あれは酷かったなぁ。

どういう内容で、どう酷かったのか?という事は具体的に書けば、直ぐに理解して頂けると思うんですが、厄介な事になりそうなので、具体的に書けないのが、もどかしい限りです。

でも、その番組が終わった後、僕がその分野に詳しい事を知ってる友人から「あの番組観ましたか?さほど詳しくない私でもメチャクチャで酷いなのは分かりましたから、川村さんは腹立たしかったんじゃないですか?」との連絡が来ましたから、あの番組の内容を鵜呑みにする人ばかりじゃなかった様ですけどね。

ドキュメンタリーは、本来であれば、美化するでも脚色するでもなく、ありのままの姿を伝えて行くモノなので、視聴者は鵜呑みにしがちですが、バレる人にはバレるという事ですね。

ちなみに、その友人は「この番組は好きで時々観てたんですが、全部が嘘に見えて来ました。」とも言ってました。

恐らく制作した人達は、その分野に詳しいワケではなく、得た情報に素晴らしさを感じ、一生懸命になって纏め、放送したんだと思いますが、ドキュメンタリーは間違った情報を流してしまうと、その番組の信憑性が失われるだけでなく、視聴者に間違った知識を植えてしまう危険性もあるという事を踏まえて、使命感や責任感を持って、しっかりリサーチした上で放送して頂きたいものです。

きっと、他の友人からも「この文章って、あの番組の事ですよね?」ってメールが来るんだろうな。

勿論、その場合は、包み隠さず何が酷かったのか?という事を話しますよ。(笑)

-->

Comments are closed.