[Taka-Talk]問題視する事じゃない!
昨日、トランペッターの日野皓正さんが、子供達を対象にしたクリニックの様なコンサートでの行動が問題視されてるという報道をテレビで見ました。
ご存知の方々も沢山いらっしゃると思いますので、経緯は書くまでも無いかな?とも思いますが、ご存知無い方もいらっしゃると思いますので、一応、経緯から書いておきます。
それは、去る8月20日に開催された{Dream Jazz band 13th annual concert}というイベントでの出来事です。
このコンサートは先日の回で17回を数えるクリニックの様なコンサートで、子供達が日野さんの指導の下、練習の成果を発表するというモノだそうです。
そのコンサートのアンコールの場面で、演奏する子供達が自主的に短いソロ廻しをしてたところ、ドラムを叩く少年が、明らかに長過ぎるドラムソロをしてて、それに見かねた日野さんが、やめる様に促したにも関わらず、一向にやめないのでドラムスティックを取り上げた。
すると少年は素手で叩き始め、全く言う事を聞かない。
そこで日野さんは、髪の毛を鷲掴みにし、往復ビンタを浴びせた。
この時の動画が流出し、週間文春や週間新潮で大問題として記事になり、テレビで大々的に取りあげられたんです。
ちなみに、文春や新潮の記事では、日野さんが一方的に悪い様に書かれてた様ですが、テレビでは、現場に居た観客からのレポートで、この少年にも非があったという事も報じられました。
この少年の技術は、日野さんも認めるほどで、少年本人も腕に自信があり「ここは自分の見せ場だ!」・・・いやいや、もしかすると「上手い僕が盛り上げなきゃ!」という責任感だったのかもしれません。
ただ、そのコンサートでは、参加した演奏者全員が主役であって、その少年だけが主役ではありませんでした。
日野さんは当初、微笑みながらその様子を見てたんですが、あまりにも長過ぎるソロを叱ったというワケです。
確かに手を上げた事は誉められた事ではないかもしれませんが、僕はあの動画を見て、躾の範疇だったと思いますが、皆さんはどう思われるでしょう?