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[Taka-Talk]仕組みを知ると理解が深まり、体得出来ると円滑になる

ご存知の方々もいらっしゃると思いますが、僕は我が師匠であるJimmy Slydeから、Tap Rudiment(基本理論)を学び、その理論を元にタップ技術を進歩させて来ました。

Tap Rudimentとは、音の出し方や動きを理論的に分析したモノですが、一般的なタップクラスで教わる事が皆無と言える為、タップを長期に渡ってやってる方々や、タップを教えてる先生方でさえも教わった事さえない方がいらっしゃるのも現実で、ご存知ない方がとても多いと思います。

なので、僕はプライベートレッスンやWS等で、この理論についてレクチャーしてるんですが、ここ数年で「Tap Rudimentを学びたい!」という方が増えて来て、少しづつ理解し始めてる方も増えて来てる様に感じます。

タップダンスの基本的なステップには、タッチ(ボール&ヒール)、ブラッシュ、ディグ、スカッフ、スラップ、フラップ、シャッフル、ボール ドロップ、ヒール ドロップ、ディグ、スカッフ、リフ、トゥ ステップ、トゥ(ヒール) スタンド、プルバック、ウィング、スライド等々がありまして、それらのステップの言葉はご存知でも、実際にそれら基本的なステップの仕組みについて教わった(考えた)事がない方が多い様で、詳しくレクチャーすると、皆さん一様に驚かれます。

そこで、文章でも解説し易いステップに、{ツー ステップ}と呼ばれるステップがありますので、このステップを例に挙げてお話ししたいと思います。

まず、ツー ステップとは、フラップ(ブラッシュ→重心移動を伴うボールタッチ)からギャロップ(2サウンドのボールチェンジ)に移行する二つのベイシックステップで構成されてるステップなんですが、フラップを「蹴って置く」の様な言葉で、そしてギャロップの部分は「足を変える」とだけしか教わってない様で、それぞれのステップの仕組みについて詳しく説明すると、皆さん「こんなステップだったなんて知らなかった!」と驚かれるんです。

勿論、このステップに限らず、全ての基本的なステップには仕組みがあり、理論的に説明が出来ます。

仕組みを理解し、体得すると、より自然で円滑な流れで踊れるんです。

タップをやってる方は、是非この理論を学び、上達して頂きたい!と思います。

尚、少し先の話になりますが、ゴールデンウイークあたりに、Tap Rudimentに特化したWSを都内で開催させて頂く予定です。

日程が決まったら、告知させて頂きますので、興味のある方々は、その機会をお見逃しなく!

あっ!ちなみに、2月の大阪WSでは、僕の振り付けモノを題材にはしますが、僕のWSは、いつもTap Rudimentを元にしてるので、当然ながら、各ステップの仕組みについてもレクチャーさせて頂きますよ。

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