Taka-Tone

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[Taka-Talk]きっと、多いんだろうと思います。

昔、タップダンスを一緒に習ってた友人から「仕事も落ち着いたから、タップを再開したいと思ってるんだけど、ナカナカ自分に合ったクラスが見つからない!」と相談があり、話を兼ねて呑みに行きました。

その友人はレッスンに行けなくても、僕のライブやステージをはじめ、ナショナルタップデイや、インターナショナルタップフェスティバル等にも観には行ってるので、僕のタップスタイルは勿論、色んな方のスタイルを知ってる様で、タップを再開するにあたって色々とネット検索してるみたいなんですが「この人のクラスは受けてみたいけど、難しそうだよなぁ。」とか「この人のクラスは簡単そうだけど、きっと物足りないだろうなぁ。」とか「丁度良いと思うんだけど、曜日がなぁ。」とか全然受けに行く体制にならないみたいなんです。(笑)

ちなみに僕のクラスに対しては、①金曜だけだから行けない、②小姑の様に細かいみたいだから行かない、③教わり始めると、友達じゃなく、先生と生徒という立場になるから、友達として時々アドバイスを受ける方が良い、というという事の様です。

そうです。

僕からは、タダで教わろうとしてるんです。(笑)

まぁ、アドバイス位なら友人じゃなくてもしますけどね。

それはともかく、この友人の様に「再開したいけど、ナカナカ自分に合ったクラスが見付からない!」という方も多いと思うので、書く事にしました。※前書きが長い。(笑)

タップダンスのクラスは、難易度によって、対象となるクラス内容が変わりますが、その選択は受講される方々がする事になり、悩むところだと思います。

尤も、先生から「○○さんには、クラス1は難しいから、クラス2に参加して下さい!」と言われる事もありますけどね。

そこで、よくあるクラスの表記について下記させて頂きますので、参考にして頂ければ!と思います。

{入門}
とりあえずタップシューズを履いて音を出してみるという感じで、対象は未経験の方々。

{初心者}
ごくシンプルなステップを使って、音の出し方やリズム等を学ぶクラスで、対象はタップダンスを始めて間もない経験の浅い方々。

{基礎}
本来は、文字通り、ステップやリズムの仕組み等、タップを踊る上で大切な基礎を学ぶクラスですが、多くの先生方は、初心者クラスと同様か、それを少し難しくしたクラスである事が多い様に思います。 ※ちなみに、僕がやってるレギュラークラスやワークショップは、この基礎クラスなんですが、Tap Rudimentと呼ばれる基本理論に基づき、音や動きの仕組みを学んで頂くクラスなので、対象は初心者の方々ではなく、スキルアップを図る方・・・つまり比較的タップキャリアの長い方々です。

{初級}
比較的シンプルなステップを使い、ゆっくりとしたペースで進めるクラスで、対象は少しタップキャリアの長い(2~3年位?)方々。

{中級}
やや複雑なステップを使い、応用方法を学ぶクラスで、対象はプロを目指すワケじゃないけど、タップキャリアの長い方々やプロを目指す方々。

{上級}
このクラスを設定してるスタジオは多くはありませんが、プロとしてステージに立つ事や先生として教える事を学ぶクラスであり、先生はプロを育てた実績のある方である事が殆どです。また、対象はダンサー、先生を問わずプロを目指す方々。

{オープン}
内容は初級や基礎位なんですが、週に1・2回程度のレッスン頻度の低いクラスでは、このクラスが多くなりまして、特に対象は設けてなく、受講される方々の段階を問わないクラスです。

という感じですが、これは、あくまでも目安であり、教える方によって難しさはスタジオや先生方によっても、大きく異なりますから、体験レッスンや一回だけのビジターで受講されると様子が分かると思います。

最後に、各クラスを受講される際に気を付けて頂きたいのが、ご自身が思ってた様なクラスじゃなくても、先生や受講されてる方々にご迷惑が掛からない様にする事です。

時々「僕(私)はこんなに出来るんです!」みたいなアピールをする方が居ますが、決して良い結果を得られるとは思いませんからね。

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