Taka-Tone

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[Taka-Talk]ライブツアー後記

先日、ライブツアー終了後に取り急ぎの{御礼}の文を書かせて頂きましたが、あまりにも簡素な文章だったので、改めて書かせて頂きます。

18日の浜松ライブに始まり、19日の名古屋、21日の宇部、22日の広島、24日の神戸、25日の京都、そして28日の東京まで、多くの方々にお越し頂き、また、全会場ではありませんが、浜松、広島、神戸、東京ではタップダンサーやヴォーカリストに特別出演して頂きました。

特別出演し、ライブを盛り上げて下さった方々、ありがとうございました。

そしてお疲れ様でした。

勿論僕は、今の自分が出来る精一杯の力でパフォーマンスさせて頂きました。

スケジュールがかなりタイトだったので、正直言うと、体力的にはキツめだったんですが、観に来て下さった方々のご期待を受け、手前味噌ではありますが、全ての会場で渾身のパフォーマンスを観て頂けたと思います。(笑)

ライブの内容も、今年の春のライブから、曲のアレンジや構成といった{決め事}を排除したので、{覚えなくてはいけない!}という縛りが無くなり、昨年までのライブと比べ、{より自由で即興性の高いジャズらしい}ライブになり、僕自身、とても楽しめました。

本来、ジャズとはそういうモノで、ジャズタップもまた然りですから、僕自身も最初からそうしたかったんですが、ライブツアーを始めた8年前の僕は、2~3曲ならまだしも、10曲以上踊るこのツアーでは、数曲は似た感じになってしまう危険性を感じてて、{決め事}もやってたんです。

でも、{決め事}をしたモノは、瞬間、瞬間の刹那を生きるジャズという音楽において、物足りないモノになってしまう様に感じ始めてたのも事実で、今年の春のライブでは、思い切って全曲ノーアレンジ(決め事無し)でやってみると、音が{生きてた}んです。

メンバー全員が、「やっぱりジャズってこうだよね!」って事になり、秋のライブツアーでも、ノーアレンジにしたんです。

で、やっぱりジャズってそういうモノだと思います。(笑)

僕自身、8年前とは全くレベルが違うので、一つのライブで10曲以上踊ろうが、全会場で異なる曲を踊ろうが、{似てしまう}という事もなく、少し自信が付きました。

・・・勿論、これで満足してるか?って言うと全然まだまだですけどね。(笑)

あと、実はもう一つ不安が残ってたんです。

それは、「もしかすると、マニアックになり過ぎて、お客さんを置いてけぼりにしちゃうんじゃないか?」という不安でしたが、それは取り越し苦労だった様です。

来年も春と秋に開催させて頂く予定ですから、お楽しみに!

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