Taka-Tone

Jazz Tap Dancer Kawamura Takahide Official Home Page

[Taka-Talk]タップシューズについて①

タップダンスを踊る時、必ず使うタップシューズですが、メーカーや性能や用途を含め価格もピンキリなので、購入される際、迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、シューズについて二回に分けて書く事にしましたので、お悩みの方は参考にして頂ければ!と思います。

今回はタップシューズの{種類}についてです。

まず、タップシューズには、大きく分けて、{オックスフォード タイプ}と{ハイヒール タイプ}の二つありますが、近年は、ファッション性の高さを重視した、{ブーツ タイプ}や、子供用のかわいいのもあります。

大きく分けて、{オックスフォード}、{女性用のハイヒール}と書きましたが、タップダンスは、黒人男性によって踊られ、ある時期までは女人禁制とされてたダンスでしたから、「タップダンスを踊る為のシューズ = トゥとヒール部分に金具を付けたオックスフォードのシューズ。」の事でした。

・・・が、自ら音を奏でながら踊る事の出来る楽しいダンスに興味を持った女性が現れ、同時に女性のしなやかさを表現する為にハイヒールに金具を付けて踊る様になりました。

一昔前までは、「男性はローヒール(オックスフォード タイプ)で女性はハイヒール。」という風に性別を限定して履かれてた時期もありましたが、本来は性別を問わず、タップダンスを踊る為のシューズは{ローヒール}なんです。

ちなみに、ハイヒール タイプを履いて踊る男性ダンサーのパフォーマンスは見た事がありません。(笑)

また、Savion Gloverがミュージカル{Jerrys last jam}で履いて以来、ファッション性の高さからブーツ タイプを履くダンサーも増えて来ましたが、凄く高価な割には、とても踏みづらい様に思います。(あくまでも個人的な意見です。)

また、ブーツ タイプのシューズを除けば、ローヒール、ハイヒール共に、初心者向けの安価なモノから、プロ向けの高価なモノまでありますが、当然ながら、安価なモノは、作りも簡易的で壊れやすく機能性も良くなく、その逆に高価なモノは、作りもしっかりしてて、耐久性や機能性も高いです。

僕が、安価な初心者向けのシューズを履いてパフォーマンスをする事はありませんが、タップを習い始めたばかりで、いつまで続けられるのか?が分からない初心者の方には、経済的な負担も少ない上、高価なモノに変更した時にクオリティーの違いを感じる事が出来るので、初心者の方々には安価なモノから使用される事をお薦めします。

前述の通り、高価なモノは、機能性や耐久性も優れており、長い目で見れば、機能的かつ経済的なので、続けて行ける自信が持てた方々には、高価なモノをお薦めします。

また、この高価なモノは、近年、色やデザインを含めてカスタムメイドが出来る様になり、随分と選択肢も増えて来まして、僕自身、黒以外に、赤みがかった茶と濃い目の茶を持ってまして、今度はチャコールグレーで作ろう!と思ってます。(笑)

また、このカスタムメイドの場合、同じサイズ表記であっても、履いた時に「大き過ぎる」とか「小さ過ぎる」という風にサイズ感が異なる事があり、履けないという事も少なくありません。

この事について、{タップシューズについて②}として書きますのでお楽しみに!

-->

Comments are closed.